狐なのにクマ?フォックストロットを贅沢に楽しんだ会 | ワイン│ギフト&モテワイン・交流術・オシャレ

狐なのにクマ?フォックストロットを贅沢に楽しんだ会

カナダのフォックストロットヴィンヤードの生産者さんをお迎えしての
ワイン会を開催しました。
 
実は生産量も少なく、大変高価なワイン(10000円)を
いろいろ楽しんでいただくのです!
ふふふ。奮発しました。ビュフェもついて、5−6杯は飲めます。
 
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というわけで定員オーバーなほど人気でした。

なぜに狐のフォックスなのにクマさんのラベルなの??

これには長いストーリーがあるそうで、割愛されての説明をすると。。

 

フォックストロットというのはダンスのステップみたいなもの。

特にこのワイナリーと国土の反対にあるケベックで踊られるんだそうです。

ケベックはフランス語圏なので、若者が収穫時期に

英語の語学研修を兼ねて、太平洋側の

ブリティッシュコロンビア州のワイナリーによくバイトにくるんだそうです。

で、そのケベックの若い女の子がワイナリーでクマに会ってしまい

一緒にフォックストロットを踊ったよ。

そんな流れだとか。日本の歌と似てますね。

万国共通なのか?クマと少女の交流ソング。

「踊っちゃうほど美味いし楽しくなる」

ということを伝えたいんだ!と教えていただきました。

 

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中央が生産者のグスタフ・アレキサンダーさん。

スウエーデンからの移民2世です。

左が輸入業者のジェイミーさん。

イギリス・フランス・アイルランド色々なご先祖様がいらっしゃるそうです。

(ファミリーネームはフランス系、風貌はブリテンかノルマン系の印象)

 

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カナダの素敵なところは、おおらかで格差が少なく、
懐が深い印象を受けました。
俺が俺が、というよりは個々と協力のバランスがすごく良さそうです。
ワインとお二人から受けた印象だけなので、
実際はもっと複雑かもしれないですが、お二人は紳士です。
 

 

 

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ちなみにグスタフさん、お話し出すと止まらなかったので、

訳すタイミングも失い、かつ聞いてるので精一杯でした。

さらに〜。参加者さまほとんど皆さん英語でOK! という

なんという教養の高い方々。助かりました。ありがとうございます。

羨ましい。かっこよすぎです。

 

ワインは白のシャルドネと赤のピノ・ノワールを

それぞれビンテージ違いも楽しんでいただきました。

カナダというと、ニューワールドのイメージが強いのですが、

実際にはそれだけではありません。ヨーロッパが大切にしている

複雑性や酸も感じられる新しいタイプのワインです。

これにはワイン通の皆さんも驚かれていました。

 

高緯度を武器に変えているのも一つ。

日照時間が夏は長いので収穫時期を遅らせて、

糖度が上がるまでじっくり待てるのです。

 

気温が40度になるエリアもあれば、

一番南はカリフォルニア州と同じ緯度と、

国土が広いのも特徴です。(ロシアに次いで世界2位)

飛行機ではじからはじまで5時間だか7時間だったか。

 

加えて、実はイギリスやフランス、北欧の影響を色濃く受けていること。

ワインの味わいにもヨーロッパを感じてしまうのは、

そうした背景があるからかもしれません。

 

2000年以降にワイナリーが急増しています。

(アメリカのワインブームがカナダにも来たのです)

今では900以上のワイナリーがあるのですが、

いずれも小規模生産のため、国外はおろか州外で飲むことも

難しい状況なのです。

それを日本で飲めるのは輸入会社さんの努力と工夫のおかげです。

とってもありがたいことなのですよ。

 

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お忙しいところ参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました!
 
フォックストロットのワインはこちらでも買えます。
 

(おまけ)

こちらは参加者様がグスタフさんとジェイミーさんにと

カナダから持ってきてくださった一人2本しかも現地ワイナリー直売のみ、

という貴重なワイン。

ご相伴にあずかりました。ごちそうさまです。ありがたや。

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二次会はカナダ文化を教えていただきました。
大きなグスタフさん肝臓無限です。。時差ぼけもないって。
鉄人です。
ますますカナダが大好きになりました。