ロッカーズ1983 | 爆風銃 - BOP GUN -

爆風銃 - BOP GUN -

伝説のNo.1 Funk Band「爆風銃(Bop Gun)」
惜しまれつつも、1983年に活動を休止した。
再活動を望むファンのための応援ブログである。

1983年1月に雑誌「宝島」の臨時増刊号ということで、「ロッカーズ1983」という雑誌が発売になった。
アンダーグラウンドからメジャーまでの当時の300バンドを取り上げている。
巻頭のアーティストの写真群に、アマチュアながら1ページという扱いで写真が掲載された。
それが下の写真である。

$爆風銃 - BOP GUN -

おそらく、82年時の屋根裏でのライブを撮影していると思われる。
1月の発売なので、10月か11月の撮影だろう。
スティーブとの2ショットだが、フライらしさが滲み出るいい写真だ!

掲載された記事を抜粋したので紹介しよう!
当時の宝島のライターは、かなり爆風銃を気に入っており、今後も注目していこうという姿勢がありありと分かる。
誤字脱字はあるにせよ、以下の内容で掲載された。


爆風銃

 爆風銃(と書いてバップ・ガンと読む)こそ82年大注目のモノホン・ファンク・バンド、と話題騒然!
 "公園通りのリック・ジェイムス"の異名をとるヴォーカルのダンシング・フライの黒人顔負けのガッタ、ガッタ、モノホン気違いファンク・パフォーマンスはすごいの一言!
 メンバーは、ダンシング・フライ(v)、ファンキー末吉(d)、ドゥーワップ覚志(g)、ホウジン(b)、ホッピー神山(k)、スティーブ衛藤(p)の6人。今までに30人以上のメンバーチェンジがあり、以前のホーン・セクションは現時点ではいない。
 「イースト・ウエスト」シニア部門81年度グランプリを獲得。リック・ジェイムスやスライ、Pファンクといった音を好む彼らだが、"ファンクはジャンルじゃなくて、心が開放された精神状態のこと、モノマネではない精神のファンクを目指す!"と語る。"物事にコビない姿勢でポップに、突っ走ってメジャーにいきたい"と語る爆風銃こそ、日本から遂に登場したモノホンのストリート・ファンカーだ!
イェイ!ダイナマイト!


そして、その記事の中で紹介されている写真が表紙にも使った写真だ。
あのアングルからのショットは、今は亡き「新宿ACBホール」の2階からステージを撮影していると思われる。

$爆風銃 - BOP GUN -

ほーじんの書簡でも語っていたが、こんな目をした若者が当時存在したのだ!

今!フライはステージに立っていないが、残りの5人はステージに戻ってきてくれた。
もう一度聞きたい!
昔の曲を懐かしむ爆風銃ではなく、今の目線で問いかけてくる「尖がったファンクサウンド」を引っさげて...