立場を考える | 古本屋開業応援ブログ

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こんにちは。
カラス店長です。

雨が降ってきたので店は暇になりました。
そこで人様のブログなどをチェックして
閃いたことについて書いてみます。

まず、限定市場師匠のブログで
リーダーは夢を語り、マネージャーは組織を効率運営。店長は2つの責任がある
というブログを読みました。

非常にわかりやすい記述ですね。
ただ、私は100%リーダー型ですので責任は1つしかとれません。
マネージャー能力はゼロに近いのです。

後片付けの能力やシフト管理の能力は、無いんですね。
まあ、そんな人もいるのです。

以前は自分が管理能力(マネージャー的能力)が
無いことに落ち込み、悩んでいましたが、
今は違います。

私は以前に
こちらの本を読んで変わりました。
自分に自信を持ちました。

もし、限定市場師匠のブログを読んで、
より深く知りたいと思ったらこちらの本を読むことをお勧めします。
日経MJの記事の元ネタの本です。

ただ、多少長めで難しいかもしれません。
読書初心者にはお勧めできません。


最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと/日本経済新聞社
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そして、そんな事を考えていた時に、
たまたまホリエモンの発言が話題になっているのを知りました。
ホリエモンがまた「中国に尖閣あげちゃえば」 ネットで非難ごうごう

この記事を読んでカラス店長は
『堀江さんは本当にリーダーだな・・・』
と思いました。
(その内容が良いか悪いかは別として)

つまり、堀江さんに見えている世界と、
一般の人が見ている世界は違うのです。


堀江さんは一般の人とは違う視点から物事を捉えています。
まあ、言わずもがな数字ですね。
どちらが利益になるか?
について考えて発言しているのですね。

でも、その発言には
現地の住民の声はありません。
中国に対して我慢している、日本人の国民感情への配慮もありません。
全て数字の上だけの損得勘定だけです。
だから反発する市民の声が出てくるんですね。

このホリエモンの発言に対しては、
どちらが正しい、間違っているという議論が成り立たない
と私は思います。

どちらも正しいと思うからです。

私は経営者ですから、ホリエモンの発言は理解できます。
問題を単純化させようとしているのです。

そして、中国が尖閣諸島以上の事を要求してきたら、
その時が中国の最後だろうというバランス感覚が
ホリエモンのなかで働いています。

だから、言い切れるのです。

でも、私が一国民の立場からすると、
中国が外交上で行っている、
日本だけでなく、フィリピンや韓国、ベトナムへの
上から目線の強硬な態度は許せません。
国土の1ミリだって与えたくないでしょう。

そして、絶対にあり得ませんが、
私が官僚であれば、この問題についての感想も違ってくるでしょう。
「そういう問題じゃないんだよ!何言ってんの!」
と怒るところでしょう。

外交の現場というのは、
もっと段取りを重視したものだと読みました。
思いつきで損得勘定の発言をしていい内容ではありません。

と考えると、
私たちはどの立場からものごとを見るかによって、
自然と考え方や感じ方が変わってくるということが言えます。

そして、
木の上って、他人の見えない世界を見るのが好きなのか?
現場での正しい段取りの指示や協力に充実感を覚えるのか?
自分で考えることを極力減らし、安定した暮らしがしたいのか?


以上の中で、
どこが自分にとって心地いいのか?
自分の才能がどこで発揮できるのか?
これでやるべきことが決まってきますね。

自分の事をよく考えることが、大事だと思います。