『ナラタージュ』  島本理生 | ページをめくった先に広がる世界と解け合う心

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ナラタージュ (角川文庫)/島本 理生
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***この本は2006年3月頃読了しました***

お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある―大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。
泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。
後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。
そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉は―。
早熟の天才少女小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。
(Bookデータベースより)










個人的には感情移入があまりできず、ちょっとなぁ。でした・・・。
純粋すぎるほど純粋な恋愛小説なので、もっと若いときに読めばまた違ってたかな。
でも人物描写や背景描写なんかにしても、女性の方がこの作品の面白さをより楽しめるのかなって思った。





誰しも一つくらい離れられない場所があるのかも知れない。
おれ自身にもあるように。
痛みと苦しさを引き換えにいつでも帰ることができる、その場所。


その場所に帰れば、出会える。いつでも、そして何度でも。



あっ、やっぱちょっと切ない。





『ナラタージュ』
 映画などで、ある人物の語りや回想によって過去を再現する手法。


★★



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