世界の中心で、愛をさけぶ
世界の中心で、愛をさけぶ
片山 恭一 小学館 2001-03 売り上げランキング : 9,632 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
いまさらですが、やっとこの本を読みました。BOOK OFFで100円で売られていました。やっぱりよく売れた本は古本で出回るのも早いせいかな、なんて思って買ったのですが、出版されたのはもう4年半も前なんですね。映画化することの影響力って本当にすごいんだなって感じました。
この作品については、インターネット上でも盛り上がりを見せて、賛否両論たくさん議論されていましたが、読み終えた僕の感想は、「どっちつかず」でした。
少なくとも、この本でなくことはありませんでした。想像力があまりないから、本で泣くことはあまりないのですが、カシコギ で大泣きしたことを考えると、やはり僕には合わなかった作品なのかもしれません。
この作品を通して何を伝えたかったのか、タイトルの意味はなんなのか、理解力がないせいかもしれませんが、僕にはわからないことだらけでした。
「大切な人が死ぬこと」のつらさと、「時間とともに忘れていく」人としての性は理解でき、共感しました。
ただやっぱり、この作品が映画化までされて大ヒットしたことがどうしても理解できないようです。
今日はさらに脱力系の手を抜いた感想ですいません。