男のシャツの本 / 嶋崎隆一郎 | 活字中毒

男のシャツの本 / 嶋崎隆一郎

今回はちょっと毛色の変わった本をご紹介。(*^_^*)

実は私、男性のスーツやシャツ姿が好きなんですよ~。かっこよくシャツを着こなしている男性を見ると「いいなぁ~ドキドキ」と見とれてしまいます。男性がスーツ着てるだけで何割り増しかかっこよく見えてしまうのは気のせいですか?ただ私がスーツフェチなだけ!?(笑)


これはタイトル通り「男性のシャツの本」です。基本的には型紙もついているので作るための本なのですが、それだけに留まりません。男性のシャツにまつわる様々な雑談的なことが書かれているのですが、私はそちらが読みたくて手に取りました。


昔、シャツは上着を汗や汚れから守るための下着として作られたって知ってました?そのため、パンツの役割も果たしていて、赤ちゃんのロンパースみたいに股の下をホックやボタンで留めるような仕様になっていたんですって。で、その名残がシャツの裾がカーブしながら長くなっている部分なのです。毎日赤ちゃんのオムツを替えている私にとって、股のホックは日常。なのに立派な大人の男性が同じように股下ホックの服を着ているだなんて、なんだか想像すると笑いたくなってしまいます。


他にもボタンの話、カフスの話、襟の形の話、シャツの素材、着こなしの話など、とても興味深いことがたくさん書かれていました。襟の形だけで12種類もあるんですよ、知ってました?この本にさっと目を通してからシャツを買いに行ったら、なんだかいつもと違った目でシャツを見ることができそうな気がします。ダンナが毎日会社へ着ていくシャツがこんなにおもしろい奥深いものだとは知りませんでした。営業なのでスーツやシャツにこだわる我が家のダンナ。いつも自分で気に入ったシャツを買ってきているので、この本を見せてあげようかな~。


ちなみに、これを読んで私が作るのかって?

いや、読んでも作りませんよ。だって、私は手芸が苦手なんですもの。(^^ゞ

タイトル:男のシャツの本
著者:嶋崎 隆一郎
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