大好きなバムとケロ | 活字中毒

大好きなバムとケロ

最近トモが一番お気に入りの絵本がこのシリーズです。


 

 


島田 ゆかさんという絵本作家のもので、バムケロという仲良しの2人がおこす様々な出来事を書いているとてもシンプルな絵本なんです。もちろんバムがイヌ、ケロがカエルなんですけどね。このケロちゃんというのがいたずらっ子なんですよ。まぁ、本当に怒りたくなるほどイタズラばっかりしている。で、バムちゃんがどちらかというとママみたいな存在。イタズラしているケロちゃんの後片付けをしてあげたり、叱ったり。なぜイヌとカエルが一緒に暮らしてるのかは知りませんが、な~んにも違和感なくこの2人の生活が始まるんですよ。まるで我が家の私と息子の会話を見ているようで読み聞かせている私まで楽しんでしまいます。


この絵本のすごいところは、細かいイラスト。読み進めているうちにストーリーに関係のないミニキャラクターがちょこちょこ登場するんです。名前も紹介されるわけでもないのに、ひょっこりと出てきて何かしている。でも、読み進めていくとしょっちゅう登場するし、とても気になるんですよ。で、イラストを隅から隅までちゃんと見ていくと、こういう謎キャラがたくさんいるんです。トモは絵本を読んでもらっている間、ずーっとそのキャラクター探しをしながら楽しんでいるんです。


しかも、本棚の本とかオモチャのパッケージとかをよく見てみると実はそのキャラの名前が書いてあったりすることもあって発見がおもしろい!こういう細かい面白さは大人のためのものだと思います。まだひらがなが読めない子どもには発見するのが難しいですからね。実はこのシリーズ、息子もはまってるのですがダンナもはまっています。自分でキャラクターの名前を発見しては、私や息子に教えてくれる。(笑)


この絵本は日曜日から始まり、今のところ水曜日まで話がつながっているんです。続きをず~っと楽しみに待っているのですが、木曜日以降は書かない予定なのかな?別のシリーズが始まっています。



このガラゴのシリーズにも、実はひっそりとバム&ケロはバム&ケロにひっそりと出ていたキャラクターが登場してきます。バム&ケロを合わせた6冊を全部出して見比べるとあちこちにキャラクターがかぶったりしていておもしろいですよ。




最新の絵本「ぶーちゃんとおにいちゃん」にも、実はちゃんとミニキャラが登場しているのが嬉しい♪このぶーちゃんもとてもかわいいですよ。何でもお兄ちゃんの真似をしたいぶーちゃんの姿がとても愛らしくて笑えます。 どのシリーズも継続して読みたい絵本です。次はどんなキャラクターが登場するのか楽しみです。




ちなみにこの島田さんの絵本は、とてもおいしそうに食べ物が登場するんです。例えばバムとケロのさむいあさはクルトンたっぷりのスープ、バムとケロのそらのたびではパンケーキ、うちにかえったガラゴではカレーライス、ぶーちゃんとおにいちゃんではオムライス。そのたびに息子に要求されて、同じような食卓を整えさせられている私です。(^_^;)


パンケーキ ガラゴのカレー オムライス

そらのたびのパンケーキ   ガラゴのカレーライス   ぶーちゃんのオムライス


ガラゴのカレーライスはダンナとの合作。ダンナがカレー担当、私はサフランライスをエンゼル型 で作りました~。