こんにちは。
ドタバタと充実な日々を過ごしておりました。
僕が約7年前から参加させてもらっている、
【 ハサミノチカラ プロジェクト 】
フィリピンの孤児院や貧困層の小学校など回り、子供達のヘアスタイルをカットして、笑顔にする事。
そこから更に進んだ【ハサミノチカラ アカデミー 美容師育成プロジェクト 】。
支援するだけでなく、自らの意志で貧困から抜け出せるように、技術を身に付けてもらって未来を切り開く。
仲間達が、年に数回以上も現地に足を運んで美容技術を教えてきた。(僕は行けてない…)
もう4年になるアカデミープロジェクト。
その「第一期生」の卒業式を日本で行いました。
始めた時は、16人いた学生達も卒業は、5人。
志半ばでアカデミーを離れなくてはいけない子供達もいる。そんな中を一生懸命に課題をクリアしていった卒業生も様ような理由があって日本に来れた卒業生は3人に。
「ジョナ」「ダニエラ」「ランセル」
フィリピンに残った2人ももちろん、彼女達は、ひたむきに頑張ってきた。
彼女達の環境は、僕らが思ってるその環境より遥かに違う。
これを読んでくれている方々に想像して欲しい。
【 当たり前が当たり前でない環境 】
僕は、幼少の頃から美容の世界になれている。曾祖父から理容師一家だったから、「髪を綺麗にする」環境が当たり前のように身近にあった。
蛇口をひねれば綺麗な水が出てくる。
スイッチ一つで明るい電気が付く。
ご飯に困った事など一度も無い。それどころか、お腹いっぱい食べさせてもらった。
髪を乾かすのにドライヤーがあればあっという間に乾く。
当たり前のように学校に行き、当たり前のように就職した。
働けば、お金がもらえる。
そのお金で、オシャレな洋服を買う。美味しいご飯を食べる。友達とワイワイガヤガヤ飲み会に行く。
【 当たり前のような当たり前じゃ無い環境 】
そんな自分の日常が当たり前の日常でなくて、とても恵まれた環境だと言うことを教えてくれたボランティア。
アカデミーに通うフィリピンの子供達は、4年前に初めて触った、美容用の鋏とクシやドライヤーやアイロン、整髪料。
【髪を切って、綺麗にしてあげる】事が仕事(お金を稼ぐ)になると知った時、どう思ったかな?
4年間、どんな気持ちで勉強してきたのかな?
きっと、充実した楽しくも辛いくもあった4年間だったに違いない。
美容師になった事が目的でもゴールでもなく、本当のスタートはこれからだ。
【 自分の未来を自分で切り開く 】
彼女達に教わった大事な事。
しっかりと胸に刻み次に進みたい。
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