コミュニケーション能力(スキル)があるか、ないか。そしてそれを鍛えていくか、いかないか。自分では「ばっちり取れているつもり「しっかりと伝えたつもり」でも、実際に相手に伝えたいことが伝わっていないと、それはコミュニケーションとは言えません。また残念ながら相手に伝えられなかった人はコミュニケーション・スキルは高い、とは言えません。
■オレはコミュニケーション・スキルが高い、と思って「勘違い」している人
→朝礼で誰にでもわかるようにと、丁寧に説明してやった!
→全員宛のメールで詳細(長文)を送った!
→相手に伝わらなかった場合、それは必ず相手に問題がある、と思う人。
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仕事で使うコミュニケーションって要する「伝達」のことなんですね。
【伝達】でんたつ
[名](スル) 1 命令・意思・情報などを口頭または書類で相手に伝えること。
相手に伝わって「伝達」(=コミュニケーション)が成立します。つまり、相手に伝わらない場合は、いかなる場合も伝達では無くなる訳です。
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じゃあ、伝えるため(=伝達、コミュニケーションを成立させる)にはどうすればいいのか?
1.伝える相手(ターゲット)を明確にします。
→個人なのかグループなのか、伝えたい相手を絞ります。
(※「出来るだけ多くの人に伝えたい!」が実は一番「誰にも伝わらない!」)
2.伝える相手が理解出来るレベルで伝えます。
→自分に合わせるではなく、相手に合わせて伝えます。
3.要点を絞ってシンプルに伝えます。
→情報量が相手にとって多すぎると、結局何も伝わらないことになります。
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ちなみに、僕がよく使う「コミュニケーション術」を紹介します。
とりあえず数撃ちゃ
当たるっすよ戦法!
(°∀°)b
つまり、同じ内容の伝えたいことを、いくつかの手段を複数同時に使って伝える方法です。魚を釣るのに、餌を撒く、釣竿たくさん用意する、網をかける、全部やるみたいなもんですね。
■伝えたいこと
→朝礼などで当日出勤スタッフ全員に言う
→全員宛にメールする
→掲示板に載せる
→わかって無さそうな人、一番理解して欲しい人には個別にも言う
だいたい全部やれば、たいがいは伝わります(笑)実際に「伝わってナンボ」ですから、全部は面倒くさい、とは言ってられません。むしろ伝わっていないことの方が怖いですからね。
ちなみに、忘れっぽい性格の人には、「繰り返し繰り返し何度も、言う!!!」
もうね、何度も言うしかないんですよねー!(笑)
がんばろうっと。