錦戸&神木の殺陣に惚れ惚れ…「サムライせんせい」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はこのドラマで最も満足度の高い回でした。

元レディースの理央(石田ニコル)の刑務所から出てきた元暴走族リーダーの夫(RED RICE)とその敵との話にからめて、半平太(錦戸亮)と龍馬(神木隆之介)の関係性をこれまでになくしっかりと描いていて、見ごたえがありました。






テレビ朝日 23時15分

「サムライせんせい」 第6話


主演…錦戸亮

脚本…黒岩勉

演出…片山修







志を共にする仲間であったのに、袂を分かって脱藩した龍馬は、自分が脱藩したことを半平太はどう思っていたのか気にしていたんですね。






そして、仲間を捨てて逃げればまだ命は永らえたのに、なぜ切腹させられると分かっていながら半平太は戻ったのか?それも聞きたいことだったんです。






半平太は龍馬が脱藩したことも許していたし、仲間を見捨てたくはなかった…と、

今回は友情や同志との絆とは…を半平太の語らせて、現代の薄っぺらな友情への批判も込めた中身の濃い内容だったと思います。






半平太のそんな不器用な生き方を龍馬は自分にないものと思い、なればこそ尊敬していたことがよく分かりましたね。







そして、悪いヤツラから理央とそのダンナを救うために半平太と、それを追って龍馬が乗り込んだシーン。

錦戸と神木の殺陣が見事でしたね。








神木は映画「るろうに剣心」でも見事な身のこなしを見せていたので驚きませんでしたが、錦戸の体の軸がぶれない身のこなしの美しさもなかなかのものでした。







とかく現代の若者は足が長く腰が高いので、腰を落としての重心の低い動きは苦手なんですが、それがしっかりとできていて、今後もこの人の時代劇はありだな…と思いましたね。






あと2回で終わりだそうですが、今回くらいのクオリティでそのまま行って欲しいなと思います。








今回の評価は…4