大きな三角屋根が特徴だった下関駅。2006年1月7日午前2時ごろ、放火により出火。東口の駅舎をはじめ、隣接する下関乗務員センターなど約3千平方メートルが被害を受けた。


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焼失した駅舎(手前)。奥が乗務員センター。周囲は焦げた臭いが充満していた。

 


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崩れ落ちた東口付近を見る。鎮火後は警察などによる現場検証が行われた。

 


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焼失した駅舎を寂しそうに見つめる市民ら。60年以上親しんだ三角屋根の無残な姿に、怒りと悲しみの声が聞かれた。


 

放火事件から、きょうでちょうど5年。下関駅舎は再開発問題も絡み、いまだ再建には至っていない。