明日1月6日は公現節です。
公現節(Epiphany)とはキリストが生まれたあと、東方の三博士(カスパール・メルキオール・バルタザール)が訪問してお祝いを述べたことを記念する日です。
フランスではこの公現節のお祝いの席で「ガレット・ドゥ・ロア」(王様のお菓子)というお菓子を食べます。ホアリーが通った小中高では毎年12月の終業式の日にこの「ガレット・デゥ・ロア」がデザートで出されました。
そんなフランスの習慣を娘たちにも伝えるため毎年ガレット・ドュ・ロアを
買っていますが、過去記事を探したら2009年のしか記事にしてなかった。
2009年のガレット・ドュ・ロアはこちら です。
このガレット・ドュ・ロアの最大の楽しみは、パイ生地の中にフェーヴと
呼ばれる陶器のお人形が焼きこまれてること。
切り分けた時にフェーヴが入ってた人はその日『王様』として王冠を
かぶり、その1年良い事があるといわれ、みんなから祝福されるんです。
なのに、ここ数年フェーブが焼きこまれているガレット・ドュ・ロアを
探すのが困難になってきました。
もともと日本では馴染みのない行事なのに、店員も説明できないのに
メニューに取り入れるから「混入物」と苦情が入るようになったようです。
フェーヴは別添えのお店が多くなってきちゃったんです。
今年はまず伊勢丹のガレット・ドュ・ロアを扱ってるスイーツショップ全店に
焼きこまれているか聞いて回りましたが、全店別添え。
アンリ・シャルパンティエに至っては「フェーヴは焼きこまれてますか?」
という質問に対して「フェーヴ?!(?_?)」とフェーヴすら知らない店員が
接客にあたってるというなんともガッカリな状況でした。
何はともあれ、トロワグロは去年までは焼きこまれてたので、小田急の
トロワグロに行ったらこれまた衝撃!今年から別添えになったと・・・
もう日本でフェーヴが焼きこまれたガレット・ドュ・ロアはないのか?
自分で作るしかないってこと?
フェーヴの代わりにアーモンドが入ってるって
でもアーモンドじゃね~まったく盛り上がりません。
来年は自分で作るかな?
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