FOOD ACTION NIPPON | 今日のお弁当

今日のお弁当

「今日のお弁当」はなにかな?とふたを開けるときのドキドキワクワクするような甘ーい話題を
スイーツコンシェルジュでJr野菜ソムリエのホアリーが発信しています

先日ちらっと書きましたが(記事参照★安心を未来へつなぐ食料自給率1%アップ運動「FOOD ACTION NIPPON 」のイベントにトレンダーズさんよりご招待いただき参加してまいりました。




みなさん、そもそも食料自給率ってわかりますよね?

自国で作られている食料の割合のことです。


では、日本国内ではどのくらいの食料が作られてると思いますか

なんとたったの40%なんですよ。日々の食事を思い浮かべてみてください。日本で作られてないものが多いなと思いませんか?日本は今まで外国からの輸入に頼りきっていました。


イベントでは農林水産省の末松広行さんが、国として食料自給率アップのために例えば、農業資源を有効活用するために農業者の声に耳を傾け、高齢化した農業者が放置してしまった農地を有効に使えるよう、技術と意欲を有する農業者を育てたりしていかなくちゃいけない現状などいろいろとお話ししてくださいました。



食料危機!?

まさか日本にいて、食料がなくなるなんて日想像できないですよね。

でももしこのまま外国からの輸入だけに頼っていたら、もしかしたらそんな日が来るかもしれないんですよ。最近すごくそれを実感できたのが「バター不足」だったのではないかと思います。国内メーカーの商品も材料を輸入に頼っていたりすると、その材料の入手が困難になれば、商品にならなくなっちゃうんですよね。バターだけでなく、これがどんどん色々な食品に広がれば、食料危機も現実味を帯びてきます。


そこで1つの例として、今回のイベントでは、自国で生産されているものの代表「米」をただご飯として食べるだけでなく、最大限活用する方法として「米粉」にするというものの紹介があり、「米粉」を使ったスイーツを作っているパティシエ・辻口博啓さんも登場されました。




群馬製粉の山口さんとともに特殊技法による米粉「Riz Farine (リ・ファリーヌ)」を開発、米粉で美味しいスイーツを作り出すことに成功しました。

そんな米粉で作られたシフォンケーキを実際に辻口さん自ら盛り付けてくださって提供していただきました。



米粉100%でこんなに美味しいシフォンケーキが食べられるなんて!




カスタードも米粉で作られてるんですって。ホアリーも米粉でいろいろと作ったことがありますが、まさかカスタードまで作ろうなんて発想は持ったことが無かったので驚き。





シフォンもフワフワで!さすがcoupe de mondeで優勝経験を持つ辻口さんの手にかかると米粉もこんなに美味しいケーキになっちゃうんですね。これなら小麦アレルギーの子もケーキが食べられます。





大変興味深いお話で、食の専門学校まで卒業して、野菜ソムリエでもあるホアリーにはとても関心のある話題だったので、イベント終了後、農林水産省の末松さんをお呼びたてして、会場の撤収が始まってるというのに、ずっとお話しをしていました。


イベントではお米の話題中心だったので、野菜のことも気になり、いろいろと伺いました。

野菜って自然の産物、豊作不作と天候に左右されます。せっかく豊作の時に大量の野菜を捨てているうというニュースを見ると心が痛みます。

また市場に出回らないB級野菜をもっともっと一般家庭にも出回るように出来ないものか?など質問しました。国としては前向きに考えているところではあるようで、今後の活動を消費者という立場から、旬のものをたくさん食べるなど、出来るところから応援したいと思いました。

もっともっといろいろと質問したいこともあったのだけど…ぜひまた勉強会などあったら参加したいです。


FOOD ACTION NIPPON 」では今後も「食」にまつわるイベントがいろいろと予定されています。


子供達が安心して食べられるものを、未来につなげていけるために、「食」について今ひとりひとりが真剣に考える時が来ているのだと思います。

ちょっと難しい?なんて思われる方はまずは国産の、そして旬の食材を食べること、あとは食べ残しをしないようにすることからスタートしてみてはいかがでしょうか?また「FOOD ACTION NIPPON 」のベントに参加してみるのもいいかもしれませんよ。


詳しくはhttp://www.syokuryo.jp/index.html をご覧下さい。









今回は日頃気になっていた食料自給率について勉強できる良い機会を与えてくださって、ご招待くださったトレンダーズさま始め関係各社の皆さまありがとうございました。今後も「今日のお弁当」では食料自給率アップを推進すべく、話題を提供していこうと考えています。