とりあえずミッション&ドラシャ
全バラ行ってみましょうか♪♪
と言うことで、本日はAE101レビンの作業です。
元々ミッションの入が渋いと言われてましたが、
週末自宅まで乗って行った時にはあまり気になりませんでしたが、
今朝、会社まで乗っていく時は症状が出てました。
いずれにせよ全バラを行なうので、
そのときに全てのパーツをチェックすれば良いのですが・・・
とりあえず作業時間と交換パーツを把握するために
抜き取ったミッションオイルを観察してみました。
結果的には、金粉(本物の金ではありません)がビッシリ入ってましたので、
シンクロが痛んでいることは間違いありませんが、
そのまま乗り続けていると、ミッション内を金属粉が浮遊する。
ギア歯とギア歯の間やシンクロなどのパーツの間に入り込み、
金属バーツに擦り傷を入れてしまう。
その擦り傷で出来た金属粉がさらにミッション内を循環し・・・
結果的には、金属疲労の原因を作ってしまう。というわけです。
できることなら、ミッションオイルだけではなく、
エンジンオイルやデフオイルを交換する際に
ショップさんで見せてもらうと良いと思いますが・・・
“ミッションの入が渋い”という原因は幾つかあります。
例えば、ミッションとミッションオイルの相性が悪い
これはメーカーであったり、使用するオイルの番手であったり・・・。
ミッションオイルの管理が悪く、既にシンクロなどにダメージが入っている。
中古車や年数や走行距離が伸びているクルマにありがちなパターンです。
エンジンマウント・ミッションマウントが切れてしまっている。
ミッションケースがふらついてしまって、シフトチェンジがスムーズに行かない。
この場合は、何速が入りにくい。と言う場合ではなく全体的に入が渋くなります。
つまり“ミッションの入が渋い”と言っても、
何が原因なのかを見極める。もしくはプロに判断を委ねることが大切です。
現在は、中古ミッションやリビルトミッションが一般の方でも入手しやすいですが、
中古ミッションに関しては、オイルの管理状態や使用状況が不明な為、
単にパーツ代が安く済むから。という理由で購入してしまうと・・・
後で高い買い物になってしまう場合がありますので注意したいですね。
とりあえずギア歯の消耗やシンクロの消耗具合は、
バラシてみなければ解かりませんので・・・。
さてさて、今日中にはケースが開けられるかな??
今回はミッションケースを下ろしますので、
ドライブシャフトのフルオーバーホールとフロントメンバーの補強も行ないます♪♪