エトレで昼食を取った帰り、なんとなく豊中駅構内の本屋へ。

並んだ書籍に面白い題名
「君の膵臓をたべたい」

私が医療人だからか?誰でも目に止まるのか?
そういえばちょっと前に、朝の情報番組で取り上げられてた。
2016年 本屋大賞ノミネート作品なんだそうな。
で、そのなんとか賞のことなど私は全く知らないのだが、、、。

数行ちょっと覗いて、、、「これ、面白いかもしれない


だが、今の私は片付けないといけないいくつかの仕事達と大格闘中!
「今は無理やな。また今度にしよう」と店を出た。

国道の歩道橋まで歩いて、、、少なめの前髪じゃなくって、なんだか後ろ髪が引かれる。

「やっぱ読もッ!」
本屋さんに逆戻り。




綺麗なイラストで化粧されたそれは、とても素敵な小説だった。

高校生主人公の二人の会話やその描写が小気味よかった。
おっさんになってこの淡い思いにときめく自分が不思議なような、嬉しいような。


「そこはいくら君でも家帰らんと探しに行くやろー」と突っ込みたくなったり、「もし僕が作者なら、違う展開のハッピーエンドにするなー。」と読み終えて思ったりしたが、きっとそれは読んでるほんの数時間の間に、この二人のことが大好きになったからだと思う。


はじめ「今忙しいから」って止めかけたこの本との出会いだったけど、心配することなかった。
一瞬の一気読みであった!

おまけに目が冴えて、夜中なのに最近サボってるブログまで書いてるわん。

でも・・・やっぱり膵臓食べて欲しかった、、、なッ。



ひろ