○腰が痛い
○ヒザが痛い
○恥骨が痛い
○尿もれがある
多くの妊婦さんから聞かれる悩みです。
そしてね、そういったからだの悩みが深刻であった方ほど、
出産時や産後に
○切迫早産、早産
○微弱陣痛
○遷延分娩(お産時間が長くかかること)
○出産後の出血多量
○子宮復古不全(産後に子宮の戻りが悪いこと)
といった、トラブルが多いな、とも感じていました。
妊娠中の痛みって
「誰だってそうよ~、産めば治る!」
なんて、言われたりもしますよね。
でも、そうじゃないと思うんです。
妊娠中の痛みって「難産」へのサインなんじゃないかな、
とも感じるんです。
腰痛も、恥骨の痛みも。
どっちも骨盤が関係していますし。
骨盤は子宮のゆりかご。
骨盤があって、子宮が支えられている。
骨盤と妊娠と出産は、切り離すことができません。
産道っていうと、膣、というイメージがあるかもしれないけれど。
膣は「軟産道」と言います。
産道って、「骨産道」というのもあって。
その骨産道は、骨盤なんです。
軟産道、骨産道。
どちらも整っていてこそ、安産はある。
腰痛がある、恥骨の痛みがある、尿もれがある。
それは大きく骨盤と関係しています。
産道の1つである、骨盤です。
痛みがあるからだでは、
お産はスムーズにはいかないわけです。
妊婦さん自身も、そして、そのパートナー、家族も。
「産めば治る」って軽く考えているから、
つい、「妊婦だから仕方ない」って痛みを我慢してしまう。
そんな妊婦さんも、多いと思うのですね。
もっとね、多くの妊婦さんに
自分のからだに興味を向けてもらいたいと思うし。
いざ、妊婦さんが「ケアを受けたい」と思っても
「でも、何かあったらどうしよう、心配」。
そんな気持ちも、妊婦さんの正直な気持ち。
もっとね、多くの妊婦さんに
自分のからだに興味を向けてもらいたいと思っています。