産後は骨盤を締める!って良く言われますが・・・。
締めれば締めるだけいいのか、というと、そういうわけではないのです。
骨盤には開閉のリズムがあります。
骨盤はいつも閉じっぱなし、ではないのです。
1日の周期はもちろん、生理の周期、1年の周期でも開いたり、閉じたりを繰り返しています。
朝は締まって、夜にむかって開いていく。
春は花が開くように骨盤も開き、夏は一番開き、秋にむかって閉じていく、冬は一番締まる季節。
そして呼吸のリズムでも開閉を繰り返します。
息を吸うときは開き、吐くときは締まる。
分かりやすく、女性の体に大きな影響を及ぼすのは、生理の周期ですね。
生理中は生理3日目にかけて一番骨盤がひらきます。
そのあとは排卵日にむかって閉じていきます。
そして排卵期以降はまた生理にむかって開いていく。
このように骨盤には「開きたい時期」「閉じたい時期」があるのですが、この開閉がうまくいかないと、いろんな症状が出てきちゃうんです。
身体的には、腰痛、頭痛、下腹部痛、PMS。
精神的にはイライラしたり、なんとなくすっきりしなかったり、物事を楽しめなかったり、憂鬱な気分が続いたり。
特にPMSの症状がひどい人は骨盤の締まる力が強くてうまく開けない、ゆるめない人が多い。
すごく真面目で、一生懸命な人に多いと思うのですけど。
人生って「まあ、いっか!」って適度にゆらりと生きることもとっても大事なのですね~。
特に子どもが小さいうちにはね。
産後は骨盤を締める、締めるって言いますけど、実はゆるむことも大事。
ゆるむ(開く)ところではしっかりゆるむ(開く)。
締まるところではしっかりと締まる。
そのリズムが大事です。
(何度も言いますが!)
身体的にも、精神的にもやっぱり「骨盤」って大事!
言ってしまえば、「女力」「女子度」の源!
産前、産後の骨盤はただ締めるだけ、ではなくて、骨盤のリズムを整えてあげることが大事なんですね♪