気管支喘息/気管支炎を早めに治すには その５
慢性難治症状専門整体院ボディコンディショニングなるみの鳴海裕平です。
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今回は気管支喘息/気管支炎を早めに治すには
シリーズのラストになります。今回は気をつけるべき生活習慣です。
生活習慣で気をつけるべきこと
結局のところ気管支喘息/気管支炎を早めにどうにかするには
①自律神経の状態
②胸骨・胸郭の動き(精神的な影響を含む)
③内臓の状態
を整えるのが一番です。
これらを整えるための生活習慣において
どんなことを意識すれば良いのか
ピンポイントで3点お伝えしていきます。
気管支喘息/気管支炎を改善するための
生活習慣のポイント１ 食習慣と睡眠
これは簡潔です。生活習慣をまず直しましょう。特に
①食べ過ぎないこと
②夜更かしをしないこと。
特に夕食の食べすぎが良くないですね。
夜遅くに食べ過ぎれば夜間、内臓にもそれだけ負担もかかります。
また、消化に時間を割かれる分副交感神経の働きが強くなりすぎます。
すると、
・むやみに睡眠時間も長くなる。
・寝起きの目覚めも悪くなる。
・モーニングアタックを誘発しやすい。
・発作も強く起こりやすいです。 などなどに見舞われます。
そもそも人間の身体は1日3食食べなくても機能します。
1日3食になったのはエジソンがトースターを発明したがために
それに併せて朝食という文化が生まれたと言われています。
元々は1日に１食か2食だったんですね。
食事は、特に夕食を摂ってから
最低12時間は間を開けた方が良いでしょう。
朝起きてからこの12時間が終了するまでの間はデトックスタイムです。
食物を摂るよりも出す方を優先しましょう。
気管支喘息/気管支炎を改善するための
生活習慣のポイント２ 胸骨・胸郭を整える
これは運動をするのが良いでしょう。
特に呼吸機能を上げやすく、全身運動が多い運動がオススメです。
とは言ってもマラソンやサッカーなどはあまりオススメしません。
適度な無酸素運動を含む全身運動が一番良いですね。
スポーツでは水泳が一番良いと思います。
理由は
・泳ぐ際には無呼吸状態での全身運動ができる。
・水泳はブレーキ筋である、もも前の大腿四頭筋の働きを抑え、
アクセル筋であるもも裏のハムストリングスを使って泳ぐため、
胸郭の動きが大きくなりやすい。
⇒呼吸量が効率よく増え、呼吸器を鍛えやすい。
・湿度が十分なため、気管支・肺が乾燥しづらく、
気管支へのダメージが少ない。
などなどです。
実際、水泳の喘息の改善報告はたくさんあります。
ただ、唯一の懸念はアトピーと喘息を併発している場合です。
これが喘息ではかなり多いんです。
プール内の塩素がアトピー性皮膚炎にはあまり良くないので、
その辺は懸念されるところです。
ちなみに2位は剣道ですね。
あまり知られていませんが、
剣道での喘息の改善報告は多数見受けられます。
特に剣道は基礎練習において無酸素運動での全身運動が豊富です。
切り返しという基本稽古では、発声しながら
打突21本（正面打ち✖３ 左右面打ち✖18本） 体当たり✖2回を
2回の呼吸のみで行う、というものもあります。
*これはオーソドックスな剣道の内容なのでもっと地獄なのもあります。
ちょうどいいのがありましたので貼り付けておきます▼
ちなみに水泳よりも
剣道の方がアトピーをお持ちの方には適しています。
というのも、道着を藍色に染めている藍染めは
抗菌作用があり肌にかなり優しいんです。
藍の乾燥葉に含まれるトリプタンスリンに
アトピー性皮膚炎などの原因の一つである
マラセチア・フルフル菌に対する抗菌活性が
一般的な治療薬、硝酸ミコナゾールの6倍あることが証明されています。
ただ、剣道は
・何度も練習すると汗と洗濯で藍染めが落ちる。
・ちゃんと清掃しないと、ホコリが多いので喘息を誘発する場合がある
・剣道人口の減少につれ剣道をやっている道場が少ない。
・本格的に始めるには費用がかかる
などなどのデメリットもあります。
気管支喘息/気管支炎を改善するための
生活習慣のポイント３ 内臓を整える
内臓を整えるには
①内臓の疲労・下垂を修正する。
②内臓の冷えを取り除く。 の2つがメインになります。
①を調整できればかなり早く改善されるのですが、
これは誰かにやってもらわないといけないので
内臓を調整できる整体師の守備範囲です。
自分でできる範囲では
②の内臓の冷えを取り除くことになります。
対策には深部体温を上げるのが一番でしょう。
とくに体温を36.3℃以上に保つことが大事です。
身体が冷えると内臓の働きも悪くなりますし、
身体の酵素の働きが悪くなるので、
どんどん身体の機能が低下します。
体温を高めに保つコツは
朝にコップ1杯分の白湯をちびちび飲むと良いです。
ただし、体温が高すぎてもいけませんので、
36.3℃を上回り熱がこもって苦しい状態になっていたら
それは暖めすぎですので、加減してくださいね。
では全5回になりましたが、
”気管支喘息/気管支炎を早めに治すにはシリーズ”は
ここまでとさせていただきます。
長らくご付き合いいただきありがとうございました。
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