GW後半は回復走
普段着、超軽装での早朝お散歩ライドから
阿波の土柱といえばこの界隈では有名な観光スポット、国の天然記念物でもあるよ♪
逆光、へたくそな写真が残念
130万年かけて雨水の浸食によってできた地形らしい
なんども近くを通り過ぎてたんだけれど、初めての観光となった
・・・走行距離 12.8㎞
GWの最後、6日は、徳島の中心、吉野川市にある、高越山(こうつやま、1133m)ヒルクライムへ
四国三郎こと、吉野川を渡る橋からは、これから登らんとする別名”阿波富士” の全容がばっちり
”いざ行かむ、行きてまだ見ぬ山を見む、目に甘き山は青空にあり”
井上靖の大好きな小説、”夏草冬濤”にの終章にでてくる短歌がこの時の気分にはぴったり
車ですら来たことのない初めての道
わくわくとドキドキ、少しの不安を混ぜ合わせたような、何ともいえない心地よい気持ちである
ふもとのふいご温泉から本格的なヒルクライムが始まる
距離12.8㎞ 標高差988m 平均斜度7.6%は決してたやすくはないけれども
例によって軽いギアにして頑張らずにのっそりと高度を稼いで行きます
見晴らしのいい部分は少なくて、多くはこんな木漏れ日の中のヒルクライム
家内が子供のころ宿泊したこともあるという山川少年自然の家、今は廃墟なり
ちょうど疲れたころに給水所発見、ありがたくボトルに補充
なかなかおいしい水だったよ
時には10%以上の勾配が続く区間もあったけれども、
高度を稼ぐとともに高山独特の空気が流れてきて、もうちょっとかな、もう少し登り続けよう
そんなぬるい感じでヒルクライム
ゴールは船窪つつじ公園、見ごろは5月下旬らしいので、今はまだ赤に染まってません
そして、予想外のプレゼントはこの眺望
3日前に上った剣山が、はるか遠くに、でもしっかりと見ることができた
こうしてみると山また山、さすが四国は懐が深いなあ
この山ひだにはまだ走ったことのない道がまだまだある、またいつか走りに来なきゃね
結構体が冷えてきたので、ウインドブレーカーを羽織り長い長いダウンヒル
ダウンヒルは100~200mは楽しいんだけど、1000m近くともなるとさすがに手がつらいよ
GW、蕎麦ばっかり食べてる気がするよ・・・
まっすぐ帰ってもつまらないので、美郷から阿波川島方面へ抜ける道へ
昔は、こんな林業の風景がよく見れたものだったけれど、最近はめっきり減りました
今の日本では、第一次産業を生業にするのはもはや難しいかな
ここも”自衛隊道路の開通記念碑”だった
この風景の中に、どうしても通ってみたかったところが写ってるんだよ
火野正平さんの”こころ旅”に沈下橋が何度か出てくるんだけれど
ここも場所こそ違え立派な沈下橋
”川島橋”っていうんだけど、この道幅なので、当然車の対向は無理
そこは譲り合いの精神やね、3人のお遍路さんを挨拶を交わして橋を北上していく
これにてGWの自転車活動は終了
自転車のモチベーションが落ち気味な最近だったけれど
走ったことのない道や絶景の新緑は、新鮮な気持ちを思い出させてくれたよ♪