全てのFWのPSPをダウングレード&壊れたPSPを復活!「Pandora's Battery」
神々様現る
~使用する前に~
ここに記載しているのは、すべて8月24日現在のことです。
このダウングレーダーは、FW3.52までの全てのPSP-1000が対象です。
”壊れた”PSPというのは、物理的にではなくFLASH書き換え等による故障です。
以下のことを実践してPSP等に異常が発生しても責任は一切もちません。
すべては自己責任です。
~必要なもの~
・自作アプリが起動できるFW1.50、もしくはCFWのPSP
・ダウングレード、もしくは復活させたいPSP
・SONY純正バッテリー (1800mAh・2200mAhともに可)
・メモリースティックPROデュオ (4GB以下。)
・ACアダプター、USBケーブル
・FW1.50の公式アップデートデータ(各自で準備を)
~ダウングレードの流れ~
PCでメモステを完全にフォーマット
↓
自作アプリが起動できるPSPで、DGに使うバッテリー・メモステを作成
↓
バッテリー・メモステを使い、PSPをFW1.50に強制書き換え
※注意
一度すべて目を通しておくと、トラブルが減ると思います。
バッテリーは可能であればサブバッテリーを使いましょう。
どうもWindowsVistaでは、コマンドプロンプトのところが上手くいなかいようです。
~使用方法~
I.
「Pandora's Battery 」をDL・Cドライブに直接解凍。
II.
メモリースティックをPSPでフォーマット。(必要なデータはあらかじめパックアップしておきましょう)
III.
PSPとPCをUSBで接続し、USBモードに。(ACアダプタも接続しておきましょう)
IV.
PC側でスタートボタンから「ファイル名を指定して実行」。cmdと打って実行。
V.
黒い画面が立ち上がるので、そこに「Pandora's Battery」内の「mspformat」フォルダの中にある、
「mspformat.exe」をドラッグ&ドロップ。
VI.
自動的に文字が入力されるので、最後の部分の「mspformat.exe」を、「mspformat.exe [ドライブ名]」へと
変更してください。([ドライブ名]は、メモステのドライブ名。大文字のアルファベット1つ)
完了しましたら、エンターキーをクリック。
本当にいいですか的なことを聞かれるので、Yをクリックし、もう一度エンターキーをクリック。
VII.
USBモードを終了させ、メモステをPSPから抜き、もう一度挿入。
VIII.
再度USBモードに突入し、メモステの一番浅いところに「PSP」フォルダ、さらにその中に「GAME」フォルダを作成。
CFWの方は「GAME150」フォルダも作成。
IX.
「Pandora's Battery」の中の「battery」・「installer」フォルダの中身の4つのファイルを↑で作った、
・FW1.50の方は「GAME」フォルダ、
・CFWの方は「GAME150」フォルダ
へそれぞれコピー。
X.
公式FW1.50のデータを「UPDATE.PBP」へとリネーム。メモステの一番浅いところにコピー。
XI.
USBモードを終了し、メモステを抜いてまた入れる。
XII.
PSPのXMBから「Pandora's Battery Firm. Installer」を起動。(CFWの場合は、1.50Kernelモードで?)
英文が表示されるので、×ボタンを押して実行してください。
XIII.
再度USBモードにする。メモステに「msipl.bin」が作られている。
XIV.
IVと同じことを実行し、今度は「msinst」フォルダの中の「msinst.exe」をドラッグ&ドロップ。
XV.
文字の最後「msinst.exe」の部分を、「msinst.exe [ドライブ名] [ドライブ名]:¥msipl.bin」に変更。
(例:msinst.exe F F:¥msipl.bin) 注意!¥は半角です。アメブロでは\になってしまいます・・。
完了しましたら、エンターキーをクリック。以下VIに同じ。
XVI.
USBモードをまたまた終了。メモステを抜き差し。
XVII.
PSPで「Pandra's Battery Creator」を起動。×ボタンを押して実行。バッテリーが書き替えられます。
(バックアップをとっておきたい場合は、△ボタンを先に押しましょう)
XVIII.
お疲れ様です。これでひとまずスーパーメモステとスーパーバッテリーの完成です。
↓ここからは、DGもしくは復活させたいPSP(PSPβ)の登場です
1.
ACアダプタ等は何もつけず、↑のメモステ・バッテリーをPSPβに装着。
2.
勝手にPSPβが起動、メニュー画面になる。
3.
×ボタンでダウングレード(復活)実行!(○ボタンでバックアップを取っておくことをオススメします)
4.
FW1.50への書き換えが始まるので、ACアダプタを装着。
5.
終了しましたら、PSPβを再起動してください。(ACアダプター、もしくは通常のバッテリーで)
以上で作業は完了です。
これであなたのPSPは、1.50へとなっているはずです!
アイコンが激減しているのが、成功の証です。
ただし、このFW1.50は完全なものではないので、CFW または別の正規FWへアップデートしましょう。
【終】
いやー、どうですか?
すばらしいですね。
成功された方々、お疲れ様です。
私も若干お疲れ様です(笑
使用したメモリースティックは、フォーマットすれば再度使用可能ですが、
バッテリーを修復したい方は、ひとまずフォーマットせずにそのままで。
作成したスーパーバッテリーですが、このままでは普通には使えません。
が、修復できるとのことですので、また解説します。
正直気になってしまうのは、新型PSPでも可能なのか?ということですね(笑
それでは、よきPSPライフを(^-^)/
追記:
GAME†STYLE さん管理人のmasakiさんより、成功報告を頂きました~
管理人自身で試せないのが歯がゆいのですが、心強い報告ですね。
※間違い・質問等がある場合はコメント欄にてお願いします。
ただし、質問するのはよく調べてから。あまりアテにしないでくださいね^^;
■関連記事:
「Pandora's Battery」使用後に、バッテリーを修復する方法
メモリースティックは、SONY純正のものでなくても大丈夫だと思います。
”PRO”デュオであることは必須です。
SONY メモリースティックPROデュオ 1GB MSX-M1GST