まだまだ暑いけれど、夏が過ぎようとするこの季節。
この曲を思い出します。
松任谷由実は、『うつりゆくもの』、『過去の余韻と未来への期待』を表現する才能を持っていると、勝手に思っています。
そんな彼女が、夏から秋へうつりゆく景色、そして感情を歌ったのがこの『晩夏』。
彼女の曲で私が一番好きな曲。そして、たぶん、邦楽の中でもっとも美しいメロディと歌詞をもった曲と思っています。
心に沁み入るメロディに、
「夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭」
「茜は紅に」
「藍色は群青に 薄暮は紫に」
といった、カラフルで美しい日本語の歌詞が乗って、聴く者それぞれに鮮明な景色を思い浮かべさせます。
最近は、秦基博がシングルの『フォーエバーソング』のカップリングとしてカバー曲を入れたり、平原綾香もカバーしてますね。
個人的には秦基博バージョンがオススメです。
14番目の月/荒井由実
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フォーエバーソング/秦 基博
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晩夏(ひとりの季節)/いのちの名前/平原綾香
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