ラジオ講座最終回「ユン・ドンジュ」さんの詩 | 南東風の韓国ブログ

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今年から聞き始めたラジオアプリでのストリーミングで聞いた

NHKラジオ講座「まいにちハングル」

 

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ストリーミングは、翌週に聞き放題?になるので、今週が最終週です。

今週は、まとめのまとめで、かなり盛りだくさんでした。

名詞で1日。

動詞で3日。第1語基~第3語基

 

へとへとになって聞くと、最後の最後は、

ユン・ドンジュさんの詩でした。

 

近頃の、韓国での好きな詩で一番に選ばれたそうな・・・

 

って、これって聞いたことがある。

もちろん、韓国語の詩が理解できたわけでは決してありません。

 

名前に聞き覚えがあったんです。

ハングル講座でも習っていました。先生が、プリントで、紹介してくださってたの・・・。

http://ameblo.jp/bluepea/entry-12085401946.html

 

同志社大学にもいてはって・・・

でも1943年に思想犯でつかまって、1945年に27歳の若さで亡くなった方。

こないだ、ソウルで見た、拘置所跡が目に浮かびます。

創作されたのは、1941年というので23歳のときの詩のようです。

 

彼が亡くなって没後の1948年に発表された詩集で有名になったそうです。

詩碑は韓国でもいたるところにあって、日本にも同志社大学と京都造形芸術大学に建っているそうです。

 

時代が時代でなければ、あんな待遇は受けないでいいのに・・・・

 

ハングル講座でのチャン・ウニョン先生も訳されていました。

 

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訳する人に寄ってそれぞれ違うんですね。

 

一昨年も、訳す人に寄って違うなぁって思ったんですが、

本当に、たくさんの方に支持されている方なんですね。

 

そして、韓国では、詩の本も買う人が多いとか。

(普通の本もめったに買っていません・・・。)

 

윤동주「서시」

 

죽는 날까지 하늘을 우러러

한 점 부끄럼 없기를

잎새에 이는 바람에도

나는 괴로워했다.

별을 노래하는 마음으로

모든 죽어가는 것을 사랑해야지.

그리고 나한테 주어진 길을 걸어가야겠다.

오늘밤에도 별이 바람에 스치운다.

 

 

『序詩』(教科書)

 

死ぬ日まで空を仰ぎ

一点の恥辱なきことを、

葉あいにそよぐ風にも

わたしは心痛んだ。

星をうたう心で

生きとし生けるものをいとおしまねば

そしてわたしに与えられた道を歩みゆかねば。

今宵も星が風に吹き晒らされる。(伊吹郷訳)

 

『序詩』朝日新聞掲載

 

いのち尽きる日まで天を仰ぎ

一点の恥じることもなきを、

木の葉をふるわす風にも

わたしは心いためた。

星をうたう心で

すべての死にゆくものを愛おしまねば

そしてわたしに与えられた道を歩みゆかねば。

今夜も星が風に身をさらす。(愛沢革訳)

 

韓国でも愛されているようなので、映画とか無いのかなって調べたらありました。

去年韓国で上映されたようです。以外に最近・・・・2016年2月・・・

 

 

 

 

来週からは、また半年クールで、新作?(再放送ではなく)のようです。

ぼちぼちと聞いていきたいと思います。