『エグザイル／絆』

超～～～～～～～かっこいい！ヤヴァイ！！

「男の美学」というスタイルを追求するための１本。

香港型脚本ナシ現場デ口述撮影方式なのに、なんでこんなにキマッたシーンの連続なの？マジックだよ。ほら！上の写真見て見て↑立ち位置キマッてるでしょ～。ずーっとこの調子なんだもん。惚れるぜ。

今回はマカオが舞台ってことで、マカオもクールに撮れてます。観光誘致広告にいかが？

冒頭のそよ風が吹いている部屋のシーンが好き。暑くもなく寒くもない心地よい風のようで。アジアの中でも異国情緒あふれるマカオの街並みと、ちょっと南国に近い日差しが、これまた素晴らしい。そして恒例のお食事タ～イム！きっとロケ飯も相当美味しいんだろうね。

ジョニー・トー監督作品っていつからこんなに人気が出たのかな？気づいたら、アジア好きの面々（男子）が「いいんだよぉ～」と言い出してた。改めて作品リストを調べてみたら、（80年代のチョウ・ユンファが好きだったワタシは）デビュー当時の作品も何本か観ていたことが判明。普通の香港映画だったのに・・・。腕も磨きつつ、好きな作品を撮れる立場にのし上がったのでしょうか？でも、ここ数年が断然活き活きしてるよね。特に今回は情熱こもってる！！

ってことで、すでにハリウッド・リメイクも決定しているのですが、主演のアンソニー・ウォン曰く「豪華な屋敷に住んでるようなハリウッド俳優に本物の友情なんて演じられないぜ」。なんとなく「キミはどんなお家に住んでいるの？」とツッコミも入れたくなりましたが（笑）、それはさておき、残念ながらリメイク版は「コメディ」に成り下がると予想～。

STORY

妻と生まれたばかりの子供と暮らすウーの前に、４人の男たちが現れた。（2008年、香港）