自分の持ってるCDをデータベース化するのが一応の目的。

基本的にいいと思ったものしか書かない&褒めちぎる主観レビューです。


満=自分が満足した度合い(10点満点)
薦=人に薦められるかどうか(10点満点)

★10点満点仕様です。

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Agruss // Morok

2012-05-28 20:40:12
Theme: A


むじかほ~音楽雑記彼是-aguruss

1. Damnation

2. Morok

3. Punishment For All

4. Fire,The Savior From The Plague

5. Ashes Of The Future

6. When The Angels Fall ★

7. Under The Snow I

8. Under The Snow II

9. Under The Snow III


ウクライナのブラックメタルバンドによる初フルレングス。

完璧です。ジャケットは真っ黒なチルボドっぽいけど気にしないであげてください。


ブラックメタルの持つ禍々しさや狂性を体現したバンドと言えば、Deathspell OmegaやMayhem、Silencerなどが挙げられます。

このバンド初となる今作も、それら先達に引けを取らないとんでもないものだと断言します。

例えばDeathspell Omegaに通じる神秘性や密室性、Mayhemに漂う悪魔的な猟奇性、SilencerやBurzumらが持つ破滅的で頽廃的な狂気、加えて初期Alcestらポストブラック勢の無明の美しさ。

それらを全て混ぜ合わせて、DissectionやEmperorのように寒々しく破壊的なリフで破壊力を増している。

今作を乱暴に表現すると、そういうありえない作品です。

さらに、落ちたら這い上がれない奈落のような部分はMournful Congregationらフューネラルドゥーム、Sunn))oのようなノイズ/ドローンの暗黒感を彷彿とさせます。

また、上記のバンドの要素を感じさせつつも、そのどれでもない個性があることからして素晴らしい。

音質はRawで、ドラムがもこもこしていますが、分離が悪いというわけでもありません。

極めて暴力的な彼らの音像に合った音質です。

スラッシーなリフが基本のギターですが、緩急自在に曲を行き来しており、非常に暴虐的なギターにもかかわらず、残響は妖艶で美しい。

リフの引き出しも多く、チューニングに頼りがちなこのジャンルの中でも、耳を引くフレーズを幾つも仕込んできます。何より凄いのが、ギターソロの悪魔的とすら言える美しさ。とことん耳をいたぶったところで差し込んでくる美麗かつ蠱惑的なソロ!完全に昇天させられます。

楽曲自体も基本的に7分や8分超えのもので構成されており、9曲で約66分というところからもわかるように大作志向です。

ですが、展開が緻密で時にテクニカルデスのようなギターが織り交ざったり、荘厳で邪悪なメロディーを爪弾いたりと飽きさせることはないです。

また、ブラスト主体のドラムですが、曲によっては2ビートを織り交ぜたり、結構多彩です。

Voは2人いて、高音の喚き声と極低音のグロウルの二層構造になっており、おぞましさを強調することに長けています。

面白いのは、高音喚きはディプレッシヴブラック、低音グロウルはブルデスのような感じであるということ。

そのため、起伏の激しい展開と相俟って時折SuffocationやMorbid Angelのようなズルズルドロドロのデスメタルの要素も顔を出します。


吹き抜ける風の中で鳴り響く流麗なギターが突如牙を剥きファストブラックと入り乱れるM-1、鬱ブラの如きダウナーで重たいギターと美しい残響を活かしたギターが絶妙に絡み合い爆走しながらもうっすらと立ち昇る音色が幽玄的で美しいM-2、一転ファストブラックの速度とブルデスの圧殺感で殺しにかかってくるM-3、フューネラルドゥームを彷彿とさせる真っ黒なイントロから爆走パートに入ると狂的な暴力性を振り撒く印象的なリフが拝めるM-4、キリキリと締め上げるように震わされる弦が唸りを上げ激しく狂おしい悲痛に塗れた饗宴を披露するM-5、タイトルからもわかるように組曲として織り上げられた約30分のプログレッシヴブラックM-7,8,9は不穏なSEから重厚に進軍していく儚さを漂わせるM-7、灰の吹雪を思わせるブラストビートとノイズで突進と静寂を繰り返すM-8、14分間の無明の闇を仄かに美しいギターと絶望的な断末魔で埋め尽くしたフューネラルドゥームM-9で構成されており、「何だこれ」と思わず呆然とする9曲。

中でも、妖しげなメロディーで宗教的な空気を演出する邪悪極まりないM-6がお気に入り。

リフも勇ましく物凄くかっこいいのですが、非常におぞましい。

展開もやたら目まぐるしく、プログレッシヴと言っていいと思います。

重たいリフと毛穴が開くような悪魔の喚きと呻きに脳髄がおかしくなります。「あっ、あっ」

終盤のカミソリのような切れ味のリフとかたまんねえです。


凄まじい傑作だと断言します。

どんな負を浴びたらこんな凄まじいものが作れるのか気になるところです。

残念ながらAmazonでは置いていないですが、Bandcampから飛べるレーベルウェブストアから簡単に買えます(Paypal要)。後、iTunesにもありますね。

これは、ブラックメタルを愛する方々、デスメタラーの方々には是非とも聴いていただきたい一枚です。

私の中では、ブラックメタルのアルバムで5本の指に入るほど気に入った一枚となりました。

人の心胆を芯から寒がらせる黒々とした灰が吹き荒れる作品。

その特性から言えば、誰にでもお薦めできるものでもないのだけど、とりあえず聴いていただきたい。


(2012年発表)


満:★★★★★★★★★★ (10/10)

薦:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)



The Enemy // Streets In The Sky

2012-05-25 20:39:02
Theme: E

1. Gimme The Sign

2. Bigger Cages(Longer Chains)

3. Saturday

4. 1-2-3-4

5. Like A Dancer

6. Come Into My World

7. This Is Real ★

8. 2 Kids

9. Turn It On

10. It's A Race

11. Get Up And Dance

12. Make A Man


UKのロックンロールバンドによる3枚目。


Oasisの再来と一部言われていた3人組による新作は、前評判通り1stに立ち戻った作品になっています。

前作が、あまりにビッグな音作りを目指してずっこけた感満載だったため、頭から存在を抹消していました。申し訳ない。

彼らの音は、The Jamを彷彿とさせるカラッとした演奏とスピード感に乗せてOasisのような親しみやすいメロディーを奏でるところにあると思っています。

イギリス労働者階級のやるせなさや日常感を落とし込んだ歌詞もさることながら、生きることを急いだかのような切迫感が、今作では完全に戻っています。

前作で切り開いた重厚感をほんのり流用し、うまく1stをアップデートさせた感じが、聞いていて非常に心地よいです。

ガツンとくるリフもさることながら、Voの類希な声質も相まって、ザ・ブリットポップとでも言える存在感はグッと増しました。

前作で「Don't Look Back In Anger」を生み出すことはできませんでしたが、彼らは「Rock N Roll Star」のような曲を書くことには元々長けていました。

本作を聞いていると、何となくそのことに振り返って気付けて前進したのかな、という心地を抱きました。

要は、陽性のメロディーが燦然と輝く作品なわけです。


激しくもキャッチーなリフから転がり出す初っ端アンセムM-1、湿ったマイナーコードのギターリフで突っ走るM-2、空に吸い込まれるようなギターノイズに導かれるコーラスが激キャッチーなM-3、重たい幕開けから徐々に速度を上げていく優しげなギターが耳に残るM-4、やたらロマンティックな歌詞が銀盤美しい音に映えるM-5、彼ららしいモッズっぽい序盤から開放感あるコーラスに繋がるM-6、小気味よいドラムと綺麗なメロディーで穏やかに歌い上げるM-8、雪崩込むドラムがかっこいい口ずさめるサビを持つM-9、イントロのギターが奇妙なフレーズを奏でるほんのりUSロック的な雄大さを感じさせるM-10、幾重にも折り重なっていくギターノイズの中を吐き捨てるように歌うM-11、最もThe Jamを彷彿とさせる幕切れも唐突なM-12と、シンガロング必至な40分!何かすごいと思うよ!

中でも、彼らの決定打とでも言えるアンセムM-7が素晴らしいと思います。

「俺は今すぐたくさんの金が欲しいと神に願ってやる」と吐き捨てて「これが現実だ」と叫ぶ一節が凄まじく重いですが、こういった主張こそが彼らがOasisの再来と言われる由縁なんだと思います。

内省的でありながらも陽性の美しいメロディーラインが胸に詰まります。

怒りが篭った歌声も説得力を増しています。


バンド名からして攻撃的ですが、彼らの主張は周囲に対して攻撃的、というわけではありません。

確かに社会に対する不満や労働者階級からの怒りといった側面もありますが、何より彼らの場合は詩情そのものよりもメロディーセンスがずば抜けているんだと本作を聴いて思いました。

はっきり言ってしまえば、このアルバムは全曲がアンセム級といって差し支えないと思います。

今作がもし2枚目として出ていたら、もっと立ち位置が違っていたのかもしれませんね。


(2012年発表)


満:★★★★★★★★★ (9/10)

薦:★★★★★★★★★ (9/10)



Words of Farewell / Immersion

2012-05-19 19:32:10
Theme: W

1. Project Daybreak
2. Ever After
3. End Of Transmission
4. On Second Thought
5. Auriga
6. The Great Escape
7. Urban Panorama
8. Sorae(空へ) ★
9. Vagrant Story
10. Sundown Serenade


ドイツのメロディックデスメタルバンドによる初フルレングス。

ジャケットワークも素晴らしく、またバンド名も心憎い。


これは素晴らしいメロデスです。

音から想像するにフィンランドかスウェーデン辺りの北欧メロデスを思わせながら、ドイツ出身というところが面白い。

彼らの音楽性は、簡単に言えばDark TranquillityやInsomniumらのような叙情派メロデスといった趣きです。

この2バンドの影響を隠そうともしていないので、革新性のようなものはありません。

ですが演奏やVoワークなどは高次元にまとまっており、何よりメロディーの煽情度がすごい。

ツインリードによるアグレッシヴなギターワークに加え、シンセによる幽玄美の体現。

初フルなのに馴れていて不自然さを感じさせないのは彼ら、デビュー自体は結構前からで地道に活動して結束を固めてきた結果なのでしょう。

結果として、物凄いアルバムが生まれたな、という印象です。

リフは時にスラッシーなものを絡めながらもエスニックな香りを時折塗し、メロディーの煽情度を担うシンセと差別化を図っている印象です。

ドコスコ叩かれるドラムは初期のDark Tranquillity、特にThe Gallery辺りの硬派なメロデスを彷彿とさせます。パターンも結構複雑で、アルバムが全体的にアグレッシヴに疾走しっぱなしなのですが、巧みに曲にフックを持たせる役割になっています。

こうなると気になるのがVoですが、これまた素晴らしい声の持ち主。メロデスって、吠えるだけでなくしっかりとメロディーに追従できるうまい人じゃないと務まらないと思っているのですが、曲をしっかり支配している素晴らしいVoだと思います。

何より、クリーン一切なしの潔さ!一部分に掠れた呟きがありますが、これはクリーンって感じではありません。


わかりやすいリフから疾走していきメロウなリフで切り込むメロデスM-1、小気味いいドラムから飛翔するリフで昇天させられるアグレッシヴなM-2、雄大な雲海のようなツインリードで疾走するM-3、中東っぽいメロディーで爆走するデスラッシュM-4、アンビエントなインストM-5から繋がる全体的にシンセが浮遊感を持たせている演奏の中をVoが咆えまくるM-6、若干シンフォニックブラックのような冒頭から吹き荒ぶ風のようなインストパートを挟んで展開する雄大かつ実験的な側面を匂わせるM-7、夢見心地なイントロで幕を開けるメランコリックに慟哭疾走するM-9、ツインリードの泣きの共演でひたすら涙腺を刺激される叙情的なM-10と、美旋律がこれでもかというくらい押し寄せてきます。

タイトルに日本語が使われているM-8がやはり白眉物だと思います。

この曲におけるシンセはちょっとできるすぎるくらい、煽ります。

小気味いいリフとドラム、Voでアグレッシヴに突き進む中、うっすらと主張するシンセがたまらなく美しい。

さらにコーラスで咽び泣けます。いや本当に。

幕切れのようなアンビエントパートが星空みたいで美しいんです。


ジャケットが素晴らしいと思うじゃないですか。ブックレットも幻想的でモノクロームなんですよ。

どれくらいモノクロームかっていうと、ケース背面のAFMの赤いロゴに「空気読めよ」って思うほど。

肝心の音も、これでもかってくらい素晴らしいメロデスなので、万人にオススメです。

モダンなメロデスって趣きではないですが、あーこれこれ!って思われる方が大半だと思います。

反面、ギターメロディーのみで疾走していくタイプのデスメタルが好きな人には厳しいかも知れません。

私は悶絶したくらい大満足です。


(2012年発表)


満:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)

薦:★★★★★★★★★ (9/10)



FLiP / XX emotion

2012-05-15 23:07:15
Theme: F

1. CHERRY BOMB
2. ワルサー
3. エミモア
4. ワンダーランド
5. Everything is alright
6. YUKEMURI DJ
7. 最後の晩餐
8. Shut Up, Men!
9. ホシイモノハ
10. でも maybe
11. 今夜月で会いましょう ★
12. ふつつか少女
13. GHOST BUSTER


日本のロックバンドによる2枚目フルレングス。

アートワークがお洒落。


前作でも絶賛した記憶がありますが、今作もまた素晴らしい。

理想的な2枚目と言って差し支えないでしょう。
全体的なテクニックはライヴで叩き上げられてさらに向上しており、非常に聴きごたえがあります。

聴いていてよりグルーヴの心地好さが際立っており、彼女たちの確固たる強さにも繋がっています。

また、前作とは違って作曲面での自作自演度が上がり、プロデューサーであるいしわたり亮治の手を離れる日も遠くないのかもしれないとも思いました。

それが不安要素なのかと言えば、むしろ頼もしさを感じさせるほどに成長したアルバムですね。

Voの力強さも衰えることなく、「女性であること」を意識した今作にも合った可愛らしさや色気もグッと増してアタック感強めの演奏を見事に支配しています。

さすがにポップさを意識した曲のまとめ方はプロデューサーの手腕なのでしょうが、よりキレの増したリフやタム回し、フィルインなど曲を強靭かつしなやかに聴かせるセンスに確かなものを感じます。


尖ったリフから冒頭を努めるキャッチー&ハードなM-1、耳に残るリフに合わせて複雑な乙女心を吐き捨てるM-2、ジャジーなギターと重厚なドラムから一気に開放するミドルバラードM-3、爽やかに疾走する抑え目のVoも新境地ポップロックM-4、不思議な音色のリフがサイケデリックに乱舞するM-5、初期を彷彿とさせるざらついた音像で遊び心たっぷりの入浴ポップソングM-6、印象的なリフとメロディーで疾走するM-7、ドラムの独壇場となっているライヴ映えしそうなM-8、切なげなVoとメロを轟音で押し流すM-9、ニューウェーヴなリズム感とギターが心地好いM-10、彼女たちらしい印象的な言葉遊びと吠えるコーラスのM-12、新境地と言える韻を踏んだM-13と、前作より疾走感溢れた作風です。ふと思ったけどバラードらしいバラードはないかもしれません。

中でもロマンチックな吸血鬼との恋愛を歌い上げたM-11がお気に入り。

タイトルの美しさもさることながら、時に切なく歌い上げるVoと儚げなメロディーが新鮮。

それでもしっかり力強い曲に仕上げてるところが面白いですね。

このバンドの目線って、結構面白いんですよね。


順当な進化と言える作品で、ますます快進撃を予感させます。

多彩さでは今作が、キャッチーさでは前作がそれぞれ特色としてあります。

ですが、それでも決して日和ったところを見せない辺りが「かっこいいバンド」という単純明快な個に集約されているように思います。

ライヴはこれまたすごいバンドですので、これからが非常に楽しみです。

ちなみにドラムのユウミさんが可愛いと思います。


(2012年発表)


満:★★★★★★★★★ (9/10)

薦:★★★★★★★★★ (9/10)



OSI / Fire Make Thunder

2012-05-05 00:21:40
Theme: O

1. Cold Call
2. Guards
3. Indian Curse
4. Enemy Prayer
5. Wind Won't Howl
6. Big Chief II
7. For Nothing
8. Invisible Men ★


UK(でいいのかな?)のプログレッシヴ・ロック・ユニットによる4枚目。

ビッグネームによるプロジェクトですが初聴です。


このユニットは、Fates WarningのJim Matheosと元Dream TheaterのKevin Mooreから成る二人組です。

また、前作及び今作では、Porcupine TreeのGevin Harrisonがドラマーを努め、彼所有のスタジオで録音したようです。

音はと言えば、シンセを駆使したインダストリアル的な打ち込みに、ラウドなギターと呪術的なメロディー、加えてヴォコーダーを通した機械的なVoで構築された冷たく妖しいプログレッシヴロックとなっております。

乱暴に括ると、Porcupine Tree+NINといった趣で、PTの妖しく美しいメロディーだったり、NINのように適材適所で鳴らされるギターリフ+シーケンスを多用した打ち込みといった要素が好きな方ならかなり受けがいいと思います。

ところどころ、ブラスト気味に踏まれるバスがエッセンスとしてあり、またクリアでエッジの効いたドラムがかなり格好いいです。

要は、インテリジェントな空気を漂わせており、なおかつマッチョイズム(肉体性)もしっかりあるため、非常に理想的なロックサウンドだったりします。

ヴォコーダーを通したVoは冷気漂う音骨格に合ってるのですが、特に機械加工しなくてもいいんじゃ。。。と思ってしまいました。この辺、エモーショナルなVoが好きな方には受け悪いような。


妖しげなシンセと音声サンプリングを切り裂くようなギターリフがかっこよすぎるM-1、ファンクグルーヴなベースが心地好い地響きを上げるようなヘヴィロックM-2、一転呪術的なメロディーがPorcupine Treeを彷彿とさせるしっとりとしたM-3、鋭く重いギターリフの裏で清廉なシンセが心地好さを演出するインストM-4、ダブ.トリップホップ的な深淵を覗かせるシンセサウンドにゆったりとした美メロが被さるヘヴィなM-5、手数足数の多いドラムと妖しいメロディーにバキバキに加工されたエレクトロと重たいリフが乗るインダストリアルロックM-6、作中唯一のドラムマシンが響くオルタナカントリーといった趣の哀愁溢れるM-7と、多彩な楽曲が並びます。

中でも圧巻の電子渦巻くプログレッシヴロックM-8が凄まじい。

前半はサイケなギターが鳴り響くMassive Attackのような音。

4分過ぎからラウドなギターを挟み、もったいつけて6分半辺りで炸裂するカオティックでメタリックな展開に背筋がゾクゾクしました。

約10分と長い曲ですが色んな表情を見せてくれるため、飽きない仕様です。


以前にはPorcupine TreeのSteven WilsonやOpethのMikael Åkerfeldt、はたまた元Dream TeaterのMike Portnoyが参加していたりと、出自から結構想像しやすい音かも。

ただ、DTってよりはPT寄りの音なので、Porcupine Treeのファンの方がはまるかもしれません。

無機質でひんやりとしながらもところどころ暖かみを感じさせる音造りはさすがといった感じですね。

万人にオススメできる作品です。


(2012年発表)


満:★★★★★★★★☆ (8.5/10)

薦:★★★★★★★★★ (9/10)



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