ブルーベリー狩り園の魅力③ WIN-WINの関係 パート2 | 「最強の農起業!」脱サラ農業・極上ブルーベリーの楽園日記 ~好きな仕事があなたの人生を変える~

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大企業の管理職から転身した「ブルーベリーファームおかざき」のオーナーがブルーベリーの魅力を包み隠さず提供します。また脱サラから起業に至るまでの気づきや学びも随時お伝えします。農業に限らず起業したい人、ブルーベリー大好きな人はぜひ覗いてください。

前回に続きWIN-WINの関係の2つ目です。



ちなみに1つ目は以下です。


   

   WIN-WINの関係パート1



ブルーベリーファームおかざきでは、基本は食べ放題ですが、もちろんお土産用としてお持ち帰り用のブルーベリーも販売しています。



2つ目のWIN-WINの関係は、ブルーベリー狩り園というよりも農産物直売によるものだとお考え下さい。



それは、、、、



生産者は高く売ることができ、かつ消費者は安く買うことができる、というお互いに間違いなくハッピーな関係が生まれます。



ほとんどの農家さんは、農作物を栽培して直接消費者に販売するのではなく、農協や仲買業者に販売(出荷)します。スーパーなどの店頭に並んで消費者に届くまでに3つ前後の中間業者入ります。



中間業者は当然マージンを取りますので、農家さんの取り分は、消費者向けの販売価格の30~40%位になってしまいいます。



要するに消費者が100円で買っても、農家さんは30円~40円くらいしの収入しかないのです。



これを直接、消費者に売るとどうなるか?



少し計算すれば分かりますよね。



例えば、農家さんが2倍の価格で売っても(60~80円)、消費者はこれまでよりも20~40%も安く買うことができるわけです。なんとハッピー!



ただ当然リスクは直売の方が高くなりますので、書いておきます。



直売の場合、売れ残る心配が常にあります。売れ残ったらすべて自分でかぶるしかないです。



出荷の場合は、ある程度の量さえそろえれば、基本的に売れ残りはなく、価格はさておき、すべて買ってもらえます。



仲買を通すことが必ずしも「悪」ではありません。大量の商品を安定供給する役割は重要で、我々は何らかの形で恩恵を受けていますので、これを否定するつもりは、まったくありません。



リスクはありますが、僕は当然、お客様の顔が見えるスタイル、直売方式を選びました。これによって生産者と消費者がWIN-WINの関係が構築できるなら、頑張ってやるしかないです。

知られざるブルーベリーの魅力を熱く語ります。    ~情熱・脱サラファーマーの悠悠ライフ~


上の写真は、ブルーベリーファームおかざきのおみやげ用ブルーベリー生果です。パっケージやシールをオリギナルにしてみたり、試食してもらったりと毎日完売できるよう工夫しています。



ただうちの場合は売れ残っても、ジャムやスイーツ、あるいは冷凍保存と使い道がたくさん用意されているのは大変恵まれています。



ご来園の際は、ブルーベリー生果をおすすめします。上述のようにとってもお得です。利用しないのはもったいない?