ブルーベリー狩り園の魅力② WIN-WINの関係 パート1 | 「最強の農起業!」脱サラ農業・極上ブルーベリーの楽園日記 ~好きな仕事があなたの人生を変える~

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大企業の管理職から転身した「ブルーベリーファームおかざき」のオーナーがブルーベリーの魅力を包み隠さず提供します。また脱サラから起業に至るまでの気づきや学びも随時お伝えします。農業に限らず起業したい人、ブルーベリー大好きな人はぜひ覗いてください。

みなさん、WIN-WINという言葉はご存知ですか?



これは自分も相手もお互いに満足できるような関係をいいます。この他にWIN-LOSE、LOSE-WIN、LOSE-LOSEの関係があります。LOSE-LOSEが最悪であり、誰しもWIN-WINの関係でありたいと望みます。



ブルーベリー狩り園を運営しているとお客様との間で、このWIN-WINの関係が明らかに存在します。それも2つもあります。今回はそのうちの1つを紹介します。



煩雑で手間のかかる収穫作業を、お客様に楽しんでやっていただく!



云わんとしていることはわかりますか?

知られざるブルーベリーの魅力を熱く語ります。    ~情熱・脱サラファーマーの悠悠ライフ~

ブルーベリー生産者側にとって、収穫作業は相当な労力です。もちろん収穫の喜びはあるものの、収穫から選別、調整、出荷作業にかかわるコストは、コスト全体の半分を占めると言われています。



ブルーベリーはブドウと違い、房の単位で熟しません。1粒1粒約1か月かけて熟すため、それを指で丁寧に摘み取る作業が必要になります。



欧米では機械収穫も一部あるようですが、日本のような小規模の生産農家では手作業でやらざるを得ません。



収穫が終わっても、傷や痛みがないか丹念にチェックし、大きさも揃えて初めてパック詰めして出荷となります。



ところが、この収穫作業をお客様にやっていただくのが、ブルーベリー狩り園です。それも楽しんで喜んでやっていただけるのですから言うことナシです。



完熟したブルーベリーを家族でカップルで、またお友達とワイワイ、歓声を上げながら収穫して、その場でほおばっている光景を見るのは生産者側にとっても「やっててよかった!」と思える瞬間です。



これは、正にWIN-WINの状態、関係です。どちらかが、勝つとか負けるとか、我慢するとか譲とかではなく、お互いに満足できる関係がここにあります。



次回はもう1つのWIN-WINについてお話しします。