今日のブログはあおの飼い猫のさーくんとお別れの記事です…
こういったことを公開するにあたり、不快な思いをする方もいるかもしれません。
そういった方はスルーしてくださいね。
あおの飼い猫のさーくんが先日天国へ旅立ちました。
19才と長生きしてくれました。
2~3日前まではいつも通り元気でなんの予兆もなかったので家族みんな驚きで…
まだ信じられない…
あおが看護学校を卒業して1人暮らしを始めた頃、寂しくて飼い始めたのがさーくんです。
ネコの雑誌に「譲ってください」の記事を投稿し、大阪の親切な方がさーくんを送ってくれました。
手のひらに乗るくらい小さい小さいネコちゃんでした。
まもなく尿路結石を発症して動物病院に連れて行くがために夜勤を遅刻したこともあったな…
動物病院ではさーくんのやんちゃぶりに嫌がられ、実家でもやんちゃぶりに嫌がられ…
それでもあおにはたくさんなついてくれていてかわいい子。
あおパパにさーくんは出会って、あお以外に人に心を許すようになって、なでなでしてもらうのが大好きなネコちゃんになりました。
みーたんを出産するときは、赤ちゃんに危険なマネをするんでは?!と実家の両親から言われたけど、そんなことは全くなく、逆にどんなにひっぱられても我慢してるさーくんでした。
あおの人生に寄り添ってくれていたさーくん。
家族が増えても、さーくんもそばにいてくれました。
疲れて帰っても、つらいことがあっても、さーくんの存在は癒しそのものでした。
みんなさーくんをなでなですることで、さーくんのそばにいることで気持ちが優しくなりました。
子供たちにもさーくんは色んな事を教えてくれました。
さーくんと子供たちの絡みは本当に幸せな気持ちにさせてくれました。
そんなさーくんが急に食事をしなくなりました。
おしっこも出なくなりました。
さーくんが大好きなあおパパが会社の人たちと毎年恒例の富士登山に行く前日のことでした。
いつもになく大きな声で泣くさーくん。
「何かがおかしい」と病院に連れて行こうとあおパパに言われました。
でも、さーくんは外にも出たことのない家ネコ。
小さいときの病院へのトラウマ…そして病院へ行ってもどうにもならない予感…
さーくんがストレスなく過ごせるよう、家で過ごすことにしました。
あおパパは後ろ髪を引かれながら出かけました。
それを確認したかのように、さーくんは歩けなくなりました。
立てなくなりました。
楽な姿勢を取れるようにと、さーくんのお気に入りのベッドで過ごさせてみたり、布団を敷いてみたり…
子供たちが寝たころ、けいれんを起こしました。
その姿を子供たちに見せるべきか悩みましたが、さーくんが頑張って生きていることを覚えておいてほしくて子供たちをおこし、みんなで見守りました。
みーたんはもちろん、4歳のりっきゅんもポロポロないてました。
そのままさーくんのそばでみんなで寝ることにしました。
さーくんは何度も何度もけいれんを繰り返し、繰り返すたびに呼吸が苦しそうになっていきました。
そして、そっと息を引き取りました…
抱きかかえたときのいつもとちがう抱き心地に、さーくんの【死】を実感しました。
みーたんは泣き崩れ、りっきゅんは【死】を理解しようとたくさん質問してきました。
あおパパが帰ってくるのを待って、葬儀をしてもらいました。
さーくんの最期に立ち会えなかったパパは、とまどいを隠せない様子でした。
さーくんはあおパパに苦しむ姿を見せたくなかったんだと思う。
ホロホロ泣いてしまうあおパパ、みーたん、あおの涙をりっきゅんはタオルやティッシュで「泣かないよ!」と拭ってまわってました。
「りっくんは強いから泣かない!ママもパパもみーたんも泣かないで!!」と…
りっきゅん、今朝保育園に行く時、夏休みで家にいるみーたんに「みーたん、いってきます!」と言ったあと、「あ!さーくん、行ってきます!!」と言ってました。
姿はなくてもりっきゅんの中ではまださーくんはおうちにいるんだね。
この写真はさーくんが天国に行く前の日に撮りました。
さーくん、本当にありがとう…
これからもあおの家族に寄り添っていてね…