そういうわけでクリスマスらしいことをしようと思って、クリスマスソングを聴いてみた、ひろむです。
クリスマスソングって、その時期に聴かないと季節感が出ないというか、ピタッとハマる期間が短いと思うんですよ。
クリスマス過ぎちゃうと、即年越しだし。

で、聴いてみたのは我らが足利市出身の3ピースバンド・fusenの『冬の泣き虫』。
なにか、ものすごく手前味噌な話ですが。
せっかくクリスマスなんだし季節に合わせて聴くというのも、乙なものです。
クリスマスは過ぎてしまいましたが、ぜひお聞きください。



さて先日、あるサイトにアクセスするためのパスワードを入力したら心配されちゃったんですよ。
ランダムな4文字のひらがなを入力するというものだったんですけどね。
その言葉が問題だったんです。

基本的にデタラメなひらがなが表示されて、それを入力するというよくあるセキュリティだったんですけどね。
なんの因果かその時だけ表示されていた言葉が意味を持ってしまっていたんですよ。
僕は、いつものランダムな言葉として認識していたんですけど、一緒にいた友達が「え?」ってなってて。
その言葉というのが【かちなし】。
要するに【価値無し】と誤解されてしまったんです。

まぁ、確かに僕は自己肯定感の低いペシミストではありますけどね。
「ジオンに兵無し」ばりに、「ひろむに価値無し」という演説をせよと言われれば、ぶち上げないでもないですが。
とはいえ、いくらなんでも、そんなネガティブな言葉をパスワードに採用したりしませんw
調べたところ“66の4乗通り”という天文学的な組み合わせがある中で、その時に限って意味の有る言葉が成立してしまうって、どんな確率だよ!と。

一緒にいた友達に「そんなことないよ!」「励まそうと思った」と言われたのを喜んでいいのか、悲しめばいいのかw 
そう思ってくれる友達がいるのは嬉しいんですが、いくらなんでもペシミストと思われすぎだろうと(;´Д`)

他にも内面以外に見た目でも、いろいろ勘違いされることが多いんですよ。
音楽イベントに行けば出演者と勘違いされる、美術展のボランティアに行けば作家と勘違いされる。
作家さんと勘違いされるのは、さすがに戸惑いました。

会場の案内ボランティアとして張りついていたんですけど、作家さんと勘違いしたお客さんにキラキラした目で「すごく良かったです!」と言われたり。
「そんな目で俺を見るな」と言いたくなります。
いや、申し訳なくて。
「作家さんじゃなくて、ごめんなさい」と思いながら「伝えておきますね」と言ったときの、お客さんの恥ずかしそうな顔を見るのが、やりきれなくて。

音楽イベントの時も出演者さんと話していて「出番これからですか?」と聞かれて、「お客さんなので出番は来ません」と言ったときの、ばつの悪そうな表情に申し訳なさを感じました。
なにか後ろめたいものを感じてしまいます。
楽器のひとつも持っていないのに、なぜそう思われてしまうのか(;´Д`)
まさか「アーティストでも、ミュージシャンでもなく、ミニ四ファイターです」というわけにもいかないし。
そもそもファイターの格好をしていても、ただのコスプレだと思われそうだし。
ミスマッチも甚だしい。

美術展の時は展示に合わせた格好をしていこうと、あまり持ってない暗めの配色でいたんですけどね。
美術館に行くと、そういう配色の人が多いな、と思って。
基本的にパステルカラーの服が多いけど、こういう時に役立つミッションパックw
音楽イベントの時は、普通の格好ですからね。
なぜミュージシャンと思われたのか、完全に謎です。
クリエイティブな職業の人たちが、身の回りにいるからなのか?

それと時々言われるのが「パーマかけてるんだよね?」。
かけてません。
だいたい美容師の人に、言われるのが常だったんですけど、最近それ以外の人に言われることも多くて。
僕は髪を染めてるので「染めたうえに、パーマって髪傷むでしょ?」と言われたり。
パーマはかけてません。

ただの天然パーマです。
そう言うと決まって「パーマかけてるみたいで良いね!」と言われるんですけど、有り難みを感じたことがありません。
だいたい天然パーマって、それだけでイジられポイントなので、僕としては直毛に憧れます。
天然パーマでイジられることがあっても、直毛でイジられることってないじゃないですか。
わりとコンプレックスなんですよね。
逆に縮毛矯正かけると髪が傷むし、、、

もう大人だから笑って受け流せますが、多感な時期には「好きでこうなったのではない!それはあなたにも分かるはずだ!」とアムロばりに言いたくなることも、しばしばでした。
僕の短所をジョークにしても眉をひそめないで(『エイリアンズ』/KIRINJI)。
パーマをかけたいと思う気持ちは、まったく理解できないんですよね、本当のところ。
パンチパーマとか、アイロンパーマとか、なんらかのポリシーがあってかけるなら、まだわかるんですが。

それはさておき、あまり印象の悪いものと勘違いされていないだけ、まだ良いような気はします。
普通の人なのに、チンピラと間違えられた、とかじゃないですからね。
なんでもないのに、芸術的な才能がありそうに見えるという風に捉えられなくもないですしw
いや、実際ないんですけど。
文章を書く以外に、なにかを生み出すということができない。
これからは物を書く人っぽく見られるようにしたらいいのか?

でも物を書く人っぽく見える格好ってどんななんでしょう。
いつも着物を着ているとか。
『サザエさん』に出てくる伊佐坂先生くらいしか思いつかないw
それどころか、そんな作家、現実には京極夏彦と筒井康隆くらいしかいないんじゃないか?
しかも僕、作家じゃないw
一応、肩書きはライターですからね。
それによって収入を得ているわけでないから、職業でさえないし。

ペンだこがあったりすれば、シャーロック・ホームズの「アフガニスタンから、お帰りですね」のエピソードばりに一発で言い当てられたりするんだろうけど、今どきペン使うことの方がレアだものなぁ。
常に腕章でも着けていようか。
「そこはライターより、ファイターだろ!」ってツッコまれそうな気もするw
うーん、なかなか勘違いされないようにするって、難しいものですね。