かなり遅くなっているが、2014新卒採用の最終社長面談を現在弊社では行っている。

どの候補者からも共通する話として、ボーダーラインは、若いうちからチャレンジでき、成長できる環境であると感じる、といったことを多く聞く。

本当にそうなのか!?

昨日、本日と2日間の最終社長面談を終えて、違和感を覚えつつ自分なりに考えていた。結論としては、チャレンジできる、成長できる、という視点は受動的な捉え方ではないかということだ。

東証一部上場企業やベンチャーの中でもサイバーエージェントなどの名だたる大手企業が会社の環境を「10」であるとすると、弊社は「1 or 2」であると感じる。謙遜するわけでもなく、紛れもない事実だ。

その「10」の会社には、世の中の水準として学力や学生時代の経験値が高く、いわゆる優秀な学生である「10」の人材が集まることが多い。そうなると、入社時点でその学生は、会社の環境と合算されて「20」として世間的には評価されるだろう。

弊社に応募する学生は、申し訳ないが就職活動で行き詰まっているケースが多い。そのため、世間的な評価としては、「1 or 2」なのかもしれない。

しかし、弊社のの場合は、小さな組織のため会社の環境をプラスにすることができる。自分自身の腕で理想的な環境作りを創出して実行したり、業績についても各々の影響力が大きい。その反面、マイナスに転じてしまうこともあるが、プラスにするのびしろが多くある。

そのため、大手企業に就職した学生とはスタート時点で大きく引き離されているが、努力次第で近づくことができる。また、大手企業に就職した学生は会社の環境に甘んじていると、個人の評価が下がることもある。そうなると、会社の環境に頼らずに地道な努力を続けていくことが地力に勝る。逆転できるのだ。

そして、会社と自分を合算するだけでなく、掛け算にしていくことでさらにパワーアップできる。掛け算に気がつくことで、成長スピードに大きく差がつく。

掛け算にするということは、新規事業を実行したり、現状のサービスをさらに進化させようと拡大するハードワークに転じることだ。掛け算にできるのは、機動力が高いベンチャー企業の醍醐味である。

やはり、成長できる環境は存在しない。自分自身を「成長させる」環境に変化させられるかということだ。会社は、自分次第でブラックにも、ホワイトにもなる。受け身の意識では、チャレンジも成長もできない。自らの意思で環境を創り上げていかなければならないということだ。


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