朝から粗大ゴミを出した科学する料理研究家・さわけんです。

雨だったのでバルコニーの下に出しました。

さて今日の料理は「思い立ったらすぐひじき」です。

昨日のNHKラジオすっぴんで作ったレシピです。

ひじき


見た目は人参とか入っていないのでイマイチですが、包丁を使わずに出来上がります。

砂糖とみりんとしょうゆで佃煮風に煮たものより旨みたっぷりに作ってあります。

しかもひじきの栄養分を効率良く吸収できるかもしれない設計です。


ひじきはカルシウムと鉄分が豊富なので、ビタミンDを含む食品と合わせるとカルシウムの吸収が良くなります。


そしてタンパク質やビタミンCの多い食品を合わせると鉄分の吸収を助けます。


せっかくなので吸収したいですよね!


まず、ひじきは乾物なので普通は水で戻します。


芽ひじきなら戻し時間は一般的には水で30分程度となっていますが、戻さなくてもいいという商品も出ています。


さわけん的にはひじきはやはり食感が重要!


ひじきは乾燥前に茹でてあるので、戻し過ぎず煮過ぎないのが肝です。


味は単調になりやすいのでだし汁を使いたいところですが、だし汁を作るのは面倒と言われそう。


なのでだしを使わず旨味を乗せる意味で薄いだし昆布を刻んで入れます。


これで昆布からだしが出てだんだん美味しくなっていきますので、だしを使わないひじきよりぐっと美味しくなります。


ヒジキとよく合わせるタンパク質としては揚げがあります。

揚げには油分もあっていいのですが油抜きしたり切ったりと少々手数もかかるので、今回は大豆を使います。


大豆は一般的に煮たものを使いますが、これだと「そうだ!ひじきを煮よう!」と思い立ってもすぐにはできません。


そんな時は炒り大豆(味付き)を使うとすぐに作れて便利です。食感も変わってていいですよ!


あとはしらす干しを混ぜてビタミンDを加えましょう。だしも出ますよ。

ではレシピです!

◯すぐできてだしがおいしい!吸収重視で栄養豊富なひじきの煮物と煎り大豆とじゃこ

乾燥芽ひじき  15g

ごま油     小さじ1

*調味料

 水       200ml

 薄い出し昆布  1.5g(2cm×8cm)

 さとう     小さじ4

 みりん     小さじ4

 しょうゆ    小さじ4


しらす干し   大さじ2(10g)

味付け煎り大豆 大さじ2


1、ボウルに水をためてヒジキを入れて5分おき、少し膨れたらOK洗って水気を切る。

2、カップに調味料を計って合わせておく。

3、フライパンに油をひき、ヒジキの水を切って加えてさっと炒める。

4、調味料としらす干しを加えて5分程煮て水分が少々残るくらいまで煮詰め硬さと味を確認して調整する。

5、火を止めて仕上げに炒り豆を混ぜて完成!

味加減と歯ごたえは個人の好みがあるので、調味料を足したり水分を足して長く煮たりして調節しましょうね。

動画もそのうちアップしますのでご期待ください。

「思い立ったらすぐひじき」ですよ!

キッチンまわり評論家・科学する料理研究家 さわけん