今が作りやすい?庶民派ブイヤベース


この時期、鍋用の切りガニやぶつ切りのタラを見るたび、ブイヤベースを食べたくなる料理研究家・さわけんです。


ブイヤベースいいですね~。夏っぽいので季節感が今イチありませんが材料がそろいやすいのですよ。


という訳で真冬ですが鍋用のカニやタラが出回っているのでブイヤベースを作ります!

庶民のブイヤベース


といっても今回のブイヤベースはサフランなしでトマトベースの庶民派です。


アニスの香りをつけたいのでアニス酒があればいいですが、無ければスパイスのアニスシードでも可能です。


それではレシピです。

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庶民のブイヤベース

オリーブオイル     大さじ1

切りワタリガニ     1杯分

アニスシード      小さじ1

ローリエ 1/2枚

玉ねぎ薄切り      250g


アニス酒(白ワイン)  50ml

1L

がらスープのもと    小さじ2

トマトペースト      大さじ1


タラぶつ切り 250g

白身魚骨付き 300g


おろしにんにく こさじ2

マヨネーズ 大さじ2

薄切りフランスパンのカリカリトースト


1、鍋にオリーブオイルをひいて熱くし、ワタリガニを香ばしく炒める。

2、カニが赤くなっていい香りがしてきたら、火を小さくしてアニスシードとローリエと玉ねぎを加え炒める(魚のアラがあればここで入れる)。 

3、玉ねぎがよく炒まれば白ワイン(あればアニス酒)を加えて沸騰させ、水とがラスープのもととトマトペーストを加えてグツグツ沸騰させる。

ブイヤベースあらとアニス酒投入

4、5分ほど煮て火を小さくし、骨付きの魚とタラを加え更に5分煮る。

5、塩で味を整えて完成!


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ブイヤベースはアニスの香りが重要なのでアニス酒かアニスシードで香りをつけましょう。


普通はアニスの香りの魚のだし汁を作りますが、今回はだし作りと具の火通しを一緒にして、漉さないで食べます。


そのため、最初にカニの入ったアニス風味の玉ねぎスープを作って最後に魚を加えてふわっと火を通します。


魚の味を強くしたければ玉ねぎを炒める時に魚のアラも加えるとさらにいい感じになります。


サフランは入れないのでトマトで味をまとめます。感じるか感じないかくらい唐辛子を加えてもいいですね。


食べる時はスープにバゲットの薄切りをカリカリに乾燥焼きしたクルトンとにんにくマヨネーズで味を変えながら食べましょう。


魚の身を食べる時にもにんにくマヨネーズをつけて食べるとおいしいです。

皆さんも真冬のブイヤベースいかがですか。

キッチンまわり評論家・科学する料理研究家 さわけん