https://youtu.be/Z3pXymmWkO0成宮アイコ活動サイト参照

成宮アイコさんが、7月11日のカウンター達の朗読会で朗読した「わたしをキラキラ系障害にしないで」の「鬱になるのは繊細だから、ひきこもりになるのは純粋だからと、なんでもきれいごとにしないで欲しい」というフレーズを聞いて思い出したのは、私がある人から言われた「親に反抗しないで鬱になるまで我慢したのは、親思いだね」「いじめられた経験があるから、優しいね」「苦労が顔に出ないのは、親のおかげだね」という言葉だった。自分が親に反抗しなかったのは、父に怒鳴られるのが怖くて反抗する気が失せていたから。いじめられた痛みが骨身に凍みているから、小馬鹿にする奴らに反撃出来なかった。障害者だって「無敵のハンディキャップ」「七転八起ホーキング青山自伝」にあるように、ピュアな魂を持っている奴らはいやしない。ボランティアの女性を取り合って喧嘩したり、厳しい現実から逃げるように酒を飲んで大暴れする奴らもいる。健常者同士の関係が本音をぶつけ合うことから始まるなら、障害者同士や健常者と障害者の関係も本音をぶつけ合うことから始まるのではないだろうか。健常者も障害者も、煩悩にまみれた人間だもの。