ロサンゼルス・タイムズ 2009年10月記事 | キリンのソフィーオフィシャルブログ「ソフィーダイアリー」

キリンのソフィーオフィシャルブログ「ソフィーダイアリー」

キリンのソフィーの公式ブログ。1961年5月25日フランス生まれ。
キリンのソフィーの日本での活躍、輸入元ティニースプーンのお手伝いもしています。

ボンジュール!ソフィーです。

今日は、昔の私の記事をみていました。

2009年にロサンゼルス・タイムズに掲載されたときは、
とても驚き、嬉しかったのよ。

http://www.latimes.com/features/home/la-hm-sophie3-2009oct03,0,2251259.story#axzz2nIQyDmGb

急いで翻訳してもらったので、日本のみなさんにもちょっと自慢するわね。

日本でもたくさんの赤ちゃんにあえることを楽しみにしてるわ。


初めて見たときは、本当にびっくりした。
つぶらな黒い瞳とピンクのほっぺた、ちょっぴり開いた口からこぼれる元気な笑顔を持つ、18cmの彼女。
キャラメル色の模様、生き生きとした膝、長い首はリュウの丸々とした小さな手にぴったりと収まっている。
スエードのような肌触り、ほんの少しの力で音が出るように作られているから6ヶ月になる友達の赤ちゃんも思わず握り締めている。
たまらなく欲しくなった。私の息子にも。

この小さなキリンに夢中になるのは、友達の着ていた服に夢中になってしまい、フォーエバー21であることを願いながら、
Marc Jacobsだということを知った時の気持ちと似ている。
こんなに無垢な愛らしい姿だが、実はステータスになるおもちゃ。

彼女の名前はソフィー。周りに聞いてみると、ママたちは少なくとも彼女の名前を知っている。
新聞や二コールリッチー、ケイトハドソン、ライダーロビンソンの子供たちがソフィーを握り締めている
記事がかなり出回っているので、見たことがあるかもしれない。
大型店では販売していないので、ベビー専門のブティックで見たことがあるかもしれない。
2008年のアマゾンでの販売開始から常に人気を保ち、273のレビューの結果、星4.5を獲得している。

”かわいさというのは、最初の印象で決まるのよ。” ロスアンジェルスのママたちに人気のPump Stationの
のシェリルが教えてくれた。
”そして、付加価値を知り、価格に納得するのよ”

もうすぐ1歳半になる私の息子のジョナがこのソフィーを持ったことがない理由は価格だ。
ほとんどの店で、ソフィーは消費税を入れると25ドル以上するのだ。量販店で買える同じ大きさの物の3倍だ。

子供がいない、もしくは大きな子供のいる同僚は私がなぜこんなにもソフィーが大好きなのか、理解不能らしい。
2人の同僚は犬のおもちゃに似てると言った。他の友達にはもっと大きいと思ったと言われた。
このつぶらな瞳のソフィーは、市場に溢れるどんなおもちゃより役に立つということを知らないのだ。
その辺の物と比べると、ソフィーは、レベルが違うのだ。

私の考えが間違っていないことを証明するため、まず同僚のロビンに伝える。
”天然素材だし、赤ちゃんはソフィーの体中を喜んで噛んでいるの。セレブも大好きなのよ。”

”なんでそんなに色々知っているの?” ロビンが聞いてきたけど、
知識が豊富なのが、現代のママってもんでしょ?
頭でっかちにならないように、知識より忍耐で子育てするっていっても、
子育てにはいくつもの疑問が沸いてくる。どの哺乳瓶がいいのかしら。とか、
こんな高いソフィーにどうして夢中になるのかしら。とか。

ヨーロッパからというところもソフィーの魅力。彼女はフランス生まれ。1961年にRampeau氏が作成してから
フランス中ですぐに人気になり、フランスの赤ちゃんはソフィーと育つといわれるまでになった。
アメリカにはヘレン・モンゴメリーさんが正規販売を開始するまで知られていなかった。
ヘレンはフランスからやってきたオレンジ郡に住むママ。ヘレン自身がソフィーと一緒に育っている。

店から店に行きソフィーを紹介したが、ゴムのおもちゃなのに高すぎるといわれ、断られ続けたヘレン。
”ソフィーの良さを信じていた。”とヘレンは言う。

ビバリーヒルズにあるブティック、エレガントチャイルドのオーナー、テリは、当初からソフィーに可能性を感じた
一人だ。

”売れることはわかっていたわ” 彼女はいう。セレブなママ用のギフトバスケットに入れるため、ソフィーをいくつか仕入れた。
すぐにヒット商品となった。テリは、一週間に数百個のソフィーを売るようになった。
セレブの子供がソフィーを持っている写真が掲載されるたびに売り上げは急上昇。
しかし、本当に市場を圧巻するのは、2007年に中国製のおもちゃに鉛が入っているため、リコールが起きてからだ。

”その時がソフィーの成功の始まりだったわ。”とヘレンはいう。”すでに市場には出回っていたので、
ソフィーを知っているママたちがブログでソフィーは安全だといってくれたの”

そこからの需要は伸びるばかり。
去年、ヘレンは100,000個のソフィーを売り上げた。240個以下の在庫になると心配になる。

ソフィーには、”Heveaの木の樹液から作られた100%天然ゴム製”というパンフレットがついてくる。
体の模様は食用ペイントなので、私の友達の赤ちゃんのように舐めても安心。

フランス製というところがまたソフィーを特別なものにしている気がする。
中国製の製品とは異なる品質の高さと安全性に加えて、ちょっと特別な感じがする。

この間、借りていたソフィーを保育園に持っていったら、園長先生が値段を聞いてどうにも納得がいかない様子だった。
このおもちゃは何か機能があるのかというので、天然ゴムから出来ていて、長い首や、持ちやすい形が赤ちゃんに大人気だといったら、
”でも、ただのゴムの人形でしょ。99セントで買えるじゃない。”という。

ちょっと屈辱的だったけど、30ドルのジーンズを買っている人には300ドルのジーンズを買う人の気が知れないってことと同じで、
他のゴムのおもちゃより、かわいくて肌触りが心地よく、柔らかい。
私のけちな夫が止めなければ、うちの子だって、真っ白になったソフィーを持っていたはず。

家計簿をしっかりつけて節約しているママにだって、ソフィーの良さがわかれば、絶対買ってしまう。
何千というママたちがそうしてきたんだから。

”お金持ちじゃない人の方がソフィーを買うのよ。だって、
セレブが持っている10万円のベビーカーは買えないけど、ソフィーは買えるもの” とソフィーを販売するウェイスが言っていた。

ソフィーを買った私の2人の友達は、専業主婦。旦那さんは、売れないミュージシャンと学生。
でもママたちはちょっといいものを自分の子供に持たせたい。そしてソフィーを選ぶ。

売れないミュージシャンと結婚をした友達に聞くと、
”うちの子、ソフィーが大好きなのよ。でも、この値段だから、大学まで使ってもらわなきゃ”だって。