やいてまへん、ぼちぼちですわ | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。


ぼちぼち

この風変わりな店の屋号は
「ぼちぼち」です。広辞苑で引いたら、
物事の進行がわずかで緩慢なさま」とありました。

関西で商売人が挨拶がわりによく使っていたように記憶しています。「商売人は「ぼちぼちなどと挨拶します。まあ、広辞苑にのっているぐらいだから「準標準語」なのでしょう。


この店は関西系のオーナーで鉄板焼きを営業しています。関西ではお好み焼きと言います。東京下町の月島のもんじゃ焼きに似ていますが、もんじゃ焼きはメリケン粉を薄く溶くのが特徴的です。

ぼちぼち 

この店構えがとても印象的です。「やいてまへん」とは、商売にしている鉄板焼きを焼いていません・・・ではないようです。それでは商売に成りませんからね。恐らく他所が繁盛しても「妬いていません」の意味なのでしょう。そのひねり具合が面白いですね。

ぼちぼち 

この前、映画「ALWAYS~三ケ日の夕日」が上映されましたが、この木製ベンチなどは、将に昭和30年代そのものの風情があります。私はこの店の前を通るたびに、昭和時代の勉強をしています。


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