◆こうのとりのゆりかご | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

昨年11月来、熊本市の慈恵病院 が熊本市に申請していた、赤ちゃんポストの件は、熊本市が厚労省と協議中でしたが、今月の20日にも厚労省が設置の可否について判断することになったようです。(NHK総合テレビ)


熊本市の見解としては、明らかな違法性が有るとは言い切れないとしています。あとは、倫理的な問題でしょう。尊い小さな命を、捨てるなどの安易な行動を助長するシステムになってはならないでしょう。


同慈恵病院では、この赤ちゃんポストを、

こうのとりのゆりかご」と名付けていますが、同病院は、カトリック系の病院のため特に、このポストの設置に思い入れが強いものと思われます。


このポストは、病棟の外壁に「窓口」設け、名前を明かさず、匿名で預ける仕組みで、24時間対応で専用の保育器に預ける事が出来ると言う。


この赤ちゃんポストが認可されれば、日本では初めてのケースに成りますが、外国では珍しく有りません。その歴史は古く、中世ヨーロッパの修道院に、既に設置されていました。


現在のこのポストの先進国はドイツで、公私立病院などに80箇所ほど設けられているようです。慈恵病院も、ドイツの現地を視察して、お手本にしているそうです。


このポストの目的は、いろんな事情で、赤ちゃんを育てたいが、育てる事が出来ない親のために、愛の手をさしのべるのが、その趣旨です。


どんな場合でも、親が子供を育てる義務を安易に放棄することが有っては、本来の目的とは成りません。


また、その子供が育ち、里親に引き取られることになれば、その子供は、自分の出生に付いて知りたく思うでしょう。そこにも、問題が潜んでいそうです。


このように、日本で初めての新しい「赤ちゃんポスト」の認可に向けて、具体的な動きがありますが、全ての人が「小さな生命を尊び」、「常に慈愛のスピリッツ」で運営して欲しいものです。


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