D1もシーズン終了致しました、2011年シーズン。
今期は僕にとってD1復活3シーズン目。
3年計画で、チャンピオンを目標にやってきました。
最初はアリストを仕上げて、
フルチューンエンジン制作。
2年目にスープラへ箱替え。
3年目はまとめのシーズン。
そんな僕たちチームを応援、サポート、本当に数えきれない方々のご協力のもと走ってこれました。
そして多くのMAX織戸ファンの皆様、本当にいつもありがとうございました。
基本的には、多くのサポートご協力を頂きながらも、自分のチームとしてやっております。
多くはNATSさんの、サポートが大きいです。
車両保管から、学生育成、運搬まで、本当にお世話になっております。
そしてMSCスタッフ、スコーチ竹村、そしてジャック川辺くん。
チームスタッフみんなの努力で、今シーズンは一番苦労は少なかったし、トラブルも少なかった。
そんなみんなと一緒に戦えるD1は最高に面白かった。
そしてタイヤメーカーは勿論、横浜タイヤ様。
とかくD1はタイヤを使いがちなイメージですが、
今シーズンはいかに使わずに戦えるかもテーマでした。
2DAY開催になったおかげで、極端に走行時間も減り、
それによってタイヤの使用本数はぐっと少なくなったと思います。
基本は使ったタイヤをいかに最後まで練習で使いきり、
本番に新品を投入するかです。
かなり難しいことですが、きっちりできたと思います。
今期のD1は大きく変わりましたね。
一番はD1の顔としてずっとD1を育ててくれた土屋様が場所を変えて、メイン審査員の変更です。
始まる前は、どこのチームも余裕は無かったでしょう。
そして東北大震災と。
僕らにはどうしようもできない問題がたくさんでした。
そんな1年。
終わってみれば、
D1GPも試行錯誤しながらも大きく変わってきました、まだまだこれから変わって行くでしょう。
でも選手の成長を僕は1番に感じました。
それは???
選手一人一人に責任感が芽生えたんだと思います。
僕の目から見ても、選手、チームは完璧なプロモータースポーツとしてD1を戦1戦、
戦ってきているような気がします。
今までよりも、戦う相手をライバルとしての見方も強いし、
勝てば喜ぶ、負ければ本気で悔しむ。
あんまり観客席からは分かりづらいのですが、追走パドックの熱気は凄いです。
でも勝った相手を心底たたえるのもD1選手です。
話はそれてしまいましたが、
3年計画の今年は、1戦目こそラッキー優勝と幸先は良かったのですが、
その後は???
最後の富士は、本当に思い切り走れたような気がします。
本当に思い切り。
悔いはありません。
しかし、結果の世界です。
まだまだの僕のD1の戦い方の問題ですね。
しかし自分の成長も感じました、まだまだ伸びているって。
1台の車を走らせるって本当に大変。
3年3年って言ってましたが、
ここで1回区切りをつけて、
また新たなチャレンジしてみたいと今は思っております。
まだまだやり残した事があると思うし。
2011年も応援ありがとうございました。
また新たな挑戦を始めます。
MAX織戸学