MY COMIC AWARD 2013 | キマグレ GOOD LIFE!

キマグレ GOOD LIFE!

音楽、ゲーム、漫画、常に楽しい日々を。

毎年恒例の年間ランキング、ベスト企画、
まずは今年ハマった漫画作品の中で
最も個人的にハマってた!って作品10作品をご紹介したいと思います。


選考基準
・あくまで「今年」ハマってたもので、年代は関係なし
・あまり優劣はつけたくないので、ランキング形式ではなく、ベスト10選、という形

以上!w

というわけで、早速イッテミヨーカドー(おい



・進撃の巨人
進撃の巨人(12) (講談社コミックス)/講談社

¥450
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「進撃の巨人」は今年に入って一気に漫画・アニメともにハマりました。
アニメの勢いもあって、様々な方面でタイアップ、OPを歌ったLinked Horizonが紅白出場を決めるなど、社会現象的な人気を集めましたね。

個人的には漫画の題材が題材なだけに、ここまでの爆発っぷりにちょっとびっくりしてるけどwでも確かに面白いんですよね、これが。容赦なく建てられる死亡フラグ、修羅場の連続に、読んでる側の心もへし折られるけど、辛い現実と向き合うエレンミカサの姿には、こちらも奮い立つものがある。

アニメはひと段落したけれど、紅白もあって、まだまだフィーバーは終らない感じだなぁ。
本編の方もだいぶ面白いことになってきてるから、ますます楽しみ。


・ワンパンマン
ワンパンマン 5 (ジャンプコミックス)/集英社

¥420
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ワンパンマンも、今年一気にハマった作品の一つです。
ONE先生がWebで連載している漫画を、「アイシールド21」でおなじみの村田雄介先生がリメイクし、現在「となりのヤングジャンプ」で連載中。

どんな敵でも文字通りワンパンで倒せる主人公・サイタマの活躍を描いたヒーロー漫画。
ほんわかとした緩い笑いがメインですが、ヒーロー達の孤独や葛藤を、どのヒーローものよりも分かりやすく、熱く描いていて、読んでて楽しい。

Webの時点で面白かったけど、村田先生の作画の魅せ方がまた素晴らしくて、より一層面白さを引き出している。これは作品への強い愛情がないと無理だよなぁ。
原作と比較しながら読むのもなかなか楽しいです。とりあえず、ヒーロー好きならぜひw


・よつばと!
よつばと! 12 (電撃コミックス)/アスキー・メディアワークス

¥630
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「よつばと!」もこれまた今年一気にハマったハマった作品の一つなのですね~。

よつば達登場人物が緩い日常を過ごす漫画。それだけ。
それだけなんですけど、凄く面白いし可愛いし、時々泣ける。
やはり現実の日常の中で我々が失くした純粋な気持ちを呼び起こしてくれるからでしょうかw

毎回よつばが可愛くて、毎巻一コマは破壊力抜群なコマがありますね。こんな子供欲しいなw


・岸辺露伴は動かない
岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)/集英社

¥440
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ジョジョの奇妙な冒険」は、来年春に3部がアニメ化されますね。そちらの方も非常に楽しみです^^

まぁそれはさておき、これはジャンプで不定期に連載されている、番外編であり、ジョジョ4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する破天荒な漫画家、岸辺露伴を主人公とした作品。

僕は4部のミステリー要素満載な雰囲気が好きなのですが、まさにその通りで、ミステリー、サスペンスホラー色を前面に押し出した作風になってます。
荒木飛呂彦のサスペンス作家としての一面が好きな人なら、この作品はたっぷり堪能できるでしょう。そしてそういう題材に露伴先生というキャラはとてもピッタリ。

不定期ゆえに、絵柄もその時期に応じた雰囲気に変化してるので、荒木先生の画風の変化も折って見られるかもw


・ねじまきカギュー
ねじまきカギュー 12 (ヤングジャンプコミックス)/集英社

¥540
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この漫画はもう、自分のツボというツボをビシバシと突きまくってくれましたね。

ざっくり例えるなら、ドラゴンボール+ジョジョ+魁!男塾×学園純情ラブコメ
がこれなのです。何を言ってるかわからねーと思うが、俺も初めて読んだ時どういう漫画なのか分からなかった…頭がどうにか(以下略

つまり超面白かったです。ドラゴンボール張りの熱いバトルを展開しながら、「超が付く乙女」なカギューちゃんが最高に反則。「ギャップ萌え」と「ギャップ燃え」を同時に味わえます。「愛は勝つ」なんてクッサイクッサイ台詞も、この強さと可愛さを見ると、「うん、そうだね」と納得してしまうから怖いw

ヤングジャンプで連載中ですが、最近はシリアス展開ばかりでちょっとヤキモキしてますw


・日常
日常 (9) (カドカワコミックス・エース)/角川書店

¥588
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去年も選んでましたね。今年も選ばれましたとさw

いやでもここ最近のネタの飛躍っぷりが凄いというか、良い意味でも悪い意味でもどんどん分かりにくいというか浮世離れしてきてる気がしますw それでも笑えるし、作品として成り立ってるのが凄い。
9巻の最後の方で急に成長したはかせなのが出てきた時は「!?」って思ったけど、でもいつも「突然」なのがこの漫画であって、それを楽しめるか否かで、この漫画の見方は大きく変わる。

奇人変人ばかりですが、相変わらずゆっこは馬鹿で可愛いですw だからアニメ2期はよ。


・Eから弾きな。
Eから弾きな。(2) (イブニングKC)/講談社

¥630
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この作品はTwitterでフォロワーさんが読んでたことから知った作品。

理不尽だけど信念持って音楽やってるヒロインのフミと、そんなヒロインに翻弄されつつも、ギターを鳴らす楽しさに目覚めていく主人公サンゾウのやりとりが可愛いです。
いきなりナットの作り方から教える音楽漫画というのもあんまりないもんで、新鮮でしたw あと、演奏シーンの描写がものっそいカッコいい。

…と書いてる時に、この作品が打ち切りになったことを知る。うわー非常に残念。
一応の最終巻の3巻は発売中。あ、まだ買ってねーやw どうなったんだろうか。


・ニッケルオデオン
ニッケルオデオン 緑 (IKKI COMIX)/小学館

¥630
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これと、同じく道満晴明の「ヴォイニッチホテル」は2つとも表紙からまず気になって手を出したら、凄く面白かった作品です。

SF的な作品から、エロ、不条理、ホモ、百合、男の娘、ホラー etc... 短編の中から、漫画の色んな可能性を感じましたね。
過程をすっ飛ばしていきなり「そこから!?」と最初は戸惑う事も多かったけど、そこに慣れれば後はするする読めました。楽しかったです。

同じく道満先生の「ぱら☆いぞ」が今は気になってるところです。だいぶどぎついらしいけどw


・私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (4) (ガンガンコミックスONLINE)/スクウェア・エニックス

¥500
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ワタモテは今年、アニメも絶好調でしたねェ。

とにかくめちゃくちゃ笑いましたね。友達いない、彼氏いない、コミュ障、ネット依存症、卑屈と、いいとこなしの主人公もこっちこと黒木智子が、モテるために間違った方法で奮闘して、いつも空回りして終わる、というひたすらその繰り返しなんだけど、それが最高に面白かったなぁ。

5巻現在まで、もこっちが徹底的にクズで、失敗しても反省せず、次の機会を狙うという無駄なポジティブさをずっと保ってるのが良い。「お前がモテないのはどう考えてもお前が悪い!」と毎回突っ込むのが楽しいですww
でももしかしたら誰もがもこっちみたいになる(あるいはなってた)可能性もあるのかなーとか考えると、切なくもなる、そんな割と不思議な漫画です。

あと、パロディネタを頻繁に、でもいやらしくなく挿入してる感じも凄く良いですねw


・銀の匙 Silver Spoon
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)/小学館

¥440
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銀の匙も今年になってハマりました。
鋼の錬金術師」の荒川弘先生がサンデーで連載してる作品ですが、「ハガレンと題材変わりすぎだよ!」とちょっと避けてた節があって、でもいざ読んでみたら、速攻で「ごめんなさい」と土下座したくなりましたw 荒川先生の作品に外れはなかったです。

自分の夢が見いだせないまま、大自然に囲まれた北海道の大蝦夷農業高校(通称エゾノー)に入学した主人公八軒が、慣れない農業を体験していく中で、徐々に自分の道を見出していく、という分かりやすい「アイデンティティを問う」漫画ですが、読んでてなんだかほっこりして笑ってホロリとしますね。
やはり荒川先生って、ハガレンの頃からそうだけど「生きることは?」というテーマを描くのが凄く上手い。描写も展開も丁寧だし、これはホントプロの犯行やなぁと思います。

アニメの第2期も決まり、実写ドラマ化も決定(これについては「え~…」ですけどw)。まだまだ楽しみですね。