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新ブログ

すっかりご無沙汰しております。


今年の初めから、新しいブログ

Life Goes On...

を運営しております。


生き物ブログ、

DAYLIGHT RAMBLER

と併せてご覧頂ければ嬉しく思います。


それでは、また近いうちに。


tak

あとちょっとだけ。

三十を過ぎてひとつだけわかったことがある。それは、人間、大体において元々、大した差なんてないと言うことだ。


けれども差は生まれる。違いも生まれる。それはなんだろうと考えた時に、「あとちょっと」の積み重ねなんだな、と最近思う。


私には、いろんなジャンルの人と接する上で、延々とずっと言われ続けてきた一言がある。異口同音だが、公約数的にまとめると、「いいけど、淡白だよね」というものである。


それこそ、空手の先生から剣道の先生から各種の上司から出版社の編集者から歴代の彼女から、私はふとした局面でそういったセリフを言われ続けてきた。ごく小さい頃から、最近まで断続的にである。


一体何に起因しているのだろう。性格が素直なせいではない。私は元来、非常に屈折したコンプレックス人間である。外面がいいので深く接しなければ素直なように見えるだけだ。


私には、「あとちょっと」がいつも足りていなかったのだと思う。


あとちょっとだけ、見つめたろうか。


あとちょっとだけ、考えただろうか。


あとちょっとだけ、遠くまで行ったろうか。


あとちょっとだけ、悩んだろうか。


あとちょっとだけ、深く掘り下げたろうか。


あとちょっとだけ、努力したろうか。


答えはノーである。私にはいつも、何をするにもほどほどで済ませてしまっていたような部分がある。きっちりトドメをさしきったことがない。それが、根底における自分と他者に対する甘さになっている。それは優しさではない。優しさというのはそういった次元を通り抜けた上で具現化されるものであり、私の場合は単にいいかげんなだけである。


「あとちょっと」


それを今年度の合言葉にしたいと思う。久々の更新ですが、皆様、今後とも宜しくお付き合いください。今夜はしなければならないことがいっぱいありますが、眠いのでそろそろ寝ようと思います。おやすみなさい。<起きて全部やれ!

勉強

私は勉強が嫌いだった。


小さい頃から暇さえあれば本ばっかり読んでいたので国語と社会はかなりよくできた。生き物も好きだったので理科もわりとよくできた。これらの科目は何もやらなくてもある程度できるので、従って勉強しなかった。


私が勉強したのは算数だけであった。算数は極端に苦手であった。勉強しないとわからないがやったってわからないのでできない。無意味とわかっていてもやらねばならぬのが学校教育というものである。それでも中学までは何とかなったが高校に入ると完全にチンプンカンプンになり、0点をとりまくりついには「進級不可能」というところまでいった。そのへんを話すと長いが最終的には無事に三年で卒業でき、一年浪人したが大学にも行けた。当然受験勉強はすごく頑張ってやったが、好きでやってたわけではなく、「おまえがどこでもいいから大学受かったら首吊ってやる」と発言した先生を何とかして首を吊らせたいという暗い情熱によるものであった。


大学は法学部だったのであるが、これはどうもあまり私に合う学部とは言えなかった。何しろ、あそこの人たちは恋人同士、肩を並べて構内のベンチに座りながら罪刑法定主義について語り合っていたりするのである。


時折、男のほうが女のほっぺたにチュッとキスなんぞしては、「今のは未必の故意だね」なんて言っていたりするのである。恐ろしいところであった。


そういうわけで私はここでも、何とかギリギリで単位を取得できる程度の勉強しかせず、空手やバイトに精を出していた。第二外国語はフランス語を受講していたが、今、私が思い出せるフランス語のフレーズは、「こんにちは」「お嬢さん」「愛してる」「お金貸して」「ありがとう」の五つだけである。他は綺麗に忘れた。文法も、語尾変化も・・・


だが今の私は勉強が好きだ。


道路を歩くと知らない植物、知らない昆虫があふれている。小さな祠に行き当たっても、その名前がわからない。名前がわかっても由来がわからない。知りたいと思うと世界の全てが謎になってしまう。私は知りたい。


今の私が知りたいと思っていることを、全て知ることができるようになるのにいったい何年かかるのだろうか。


多分、それは私の寿命よりもずっと長い年月だろう。

停電被害

またしても私用のノートPCが入院中である。それと言うのも、23日の強風のせいだ。あれで私の家は夕方から夜中まで断続的にえんえんと停電を続け、その時にどういう事情でかPCの電磁ユニットが壊れ、充電を受け付けずなぜかLANケーブルも認識しなくなってしまったのである。ショップに持っていったが、「これですと私どもの力では全く不可能でして」という何とも力強いお言葉をいただき、メーカーの工場に発送されてしまった。


停電は困る。


井戸のポンプが動かないから水が出ない。つまりトイレにも行けない。風呂にも入れない。炊飯ジャーが駄目なのでメシも炊けない。当然、PCが使えないので仕事も不可能。一瞬、電気が復旧した際に素早く用を足し、うどんを作る。あとはもう、こんなときに限って尋ねてきた遠来の客と暗闇の中でロウソクを立て、しりとりでもしてるより他に術はない。その間、かなり長時間出かけてまた帰ってきたりしたが、あたりの電気は真っ暗に消え、ゴーストタウンのようであった。タウンというほどの戸数はないのだが。


翌朝まで停電が続いたらどうしよう、と思った。24日は剣道の試合なのである。コンビニに行っておにぎりを買おうとすると、なんとほとんど売り切れだった。近所の人たちがメシが炊けないのであらかた買っていったらしい。棚の奥に二つだけ残っていたおにぎりを買い、強風に逆らって歩いていると、普通に看板とかが空を飛んでいた。恐ろしい。


災害はいつやってくるかわからない。そして私たちの生活は、災害にすごく弱い。

「田舎時間」船出です

そういうわけで、生き物ブログを独立させました。


http://ameblo.jp/inakajikan


今後とも、このブログともども宜しくお願いします。

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