DAYLIGHT RAMBLER

千葉の田舎で日々に出会った大小の生き物について、コンパクトデジカメで撮った写真をもとにうだうだと綴ります。写真及び文章の無断転載禁止。


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皆様


いつもお世話になっております。DAYLIGHT RAMBLER管理人のtakでございます。


突然ではございますが、このたび、当ブログはアメーバブログから離れることとなりました。


2008年2月27日の開設以来4年間、楽しく運営させて頂いてまいりましたが、28日、ずっと使用していたブログのスキンデザインが突然変更になったことで決断いたしました。


大きな広告が二つも表示されるようになりましたが、無料ブログでもありますし、広告が出ること自体を云々するつもりはございません。しかし、ユーザーが選んで使用してきたブログスキンそれ自体のデザインを突然改変し、フォントの大きさその他まで異なるものにし、ユーザーがカスタマイズしていたスタイルシート等を全て無にしてしまうという手法には不信感を持たざるを得ません。何より、これに類することはこれが初めてではなく、この4年間に複数回ございました。ブッダのフェイスもスリータイムスです。


私はこれ以外にも他の無料ホスティングサービスでいくつかブログを運営しておりますが、そのような事例が起きたのはアメブロだけです。


無料ユーザーを重視しないのは勝手ですが、重視されずともユーザーであり、アメブロの看板を全世界に向けて掲げていることには変わりはありません。そして、その一人一人は意志のある人間です。3cmの虫にも1.5cmのソウルです。


意志のある人間としてふさわしい扱いをされていないと私は感じますので、このたびアメブロから離れます。私がここでやりたいのはアメーバブログを書くことではなく、生き物ブログを書くことです。


新しいアドレスは、

http://daylightrambler.blog.fc2.com/


です。過去記事のアーカイヴを含めたアメブロからの引っ越しに対応しているのでひとまずここを選びました。引っ越す段になり、アメブロには過去記事のインポート機能のみでエクスポート機能が基本的にないことがわかり、新デザインへの変更を強要するかのようなスキン変更等と併せ、その、ユーザーの「追い込み」「囲い込み」を基本視した姿勢を垣間見る思いがいたします。


ともあれ、新しいアドレスから、その過去記事も新アドレスですべて見ることができるようになりました。今後ともたゆまず、千葉の田舎から大小の生き物について、精一杯自分の足で稼いでその姿をお届けしてゆこうと思います。


皆様、4年間本当にありがとうございました。


宜しければ、今後ともお付き合いいただければこれに過ぎる幸せはございません。



2012年2月29日


大島健夫 拝



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ヤマガラは、シジュウカラ科の中でも可憐で美しい小鳥です。好きな方も多いことでしょう。


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(20120222 千葉市若葉区)


冬季、時にシジュウカラの群などに交じって、広葉樹林で木々の間を飛び回る姿はとても鮮やかです。以前、あるお年寄りがこの鳥を前にして、「あたし、目が悪いから、赤い色だけヒュンヒュン飛んでるように見えるの」と言っていました。素敵な表現だなあと思いました。


「ツーツーピー」というさえずりもなかなかいい声です。大変に頭の良い鳥で、日本では平安時代以降、様々な芸をさせるために飼われてきた歴史もあります。中でも神社でおみくじを引かせる「小鳥占い」は比較的近年まで残っていました。もちろん、現在では鳥獣保護法により、野生の個体を捕獲することは厳しく禁止されています。


※ヤマガラ

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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この日は夜にちょいと大事なレコーディングがあったので、野鳥を見て景気をつけてから行こうと千葉ポートパークに立ち寄りました。


スズガモ の群は通常、わりあい沖合にいるのですが、この日は波打ち際から10mほどのところまで来ていました。


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(20120221 千葉市中央区)


左下が雄、右上が雌です。雄は腹部が白く、背中はその白地に波状の模様が入っており(ここでキンクロハジロ と簡単に見分けられます)、頭部には緑色の光沢があってなかなか綺麗です。


スズガモは潜水ガモです。水中に潜って甲殻類や貝類などを好んで食べます。潜るときはいったん体を浮かせて逆Uの字を描くようにして「ぐるん」と首を水面下に突っ込みます。こんな感じです。


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(20120221 千葉市中央区)


こうして潜ると水の抵抗が少ないのか、あまり波飛沫も経ちません。数十秒も潜っていることもあります。下の写真は一仕事終えて得意げな雄。


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(20120221 千葉市中央区)


ここでの群は数十羽程度でしたが、時と場所によっては十数万羽もの群を形成することもあるそうです。


※スズガモ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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ミズムシといっても、おとうさんの足にできるあれのことではありません。また、カメムシ目に属する水生昆虫にも同名のものがいますが、今回取り上げるのはこれです。


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(20120214 袖ヶ浦市)


見ての通り、ワラジムシの仲間です。淡水に棲むワラジムシは、国内ではこれだけです。体長は1cm程度。


水質汚染に極端に強く、見るからにドブみたいなところで大発生することがあります。「汚い水」の指標生物ともされますが、だからといって綺麗なところにはいないかというとそんなことはなく、さまざまな水環境で見ることができます。止水や、流れの淀んだ場所の水底の落葉などをすくうと出てきます。そういうところで、腐敗しつつある堆積物やなんかを食べているのです。



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千葉県に生息するサンショウウオは、トウキョウサンショウウオ一種類のみです。トウキョウサンショウウオは群馬以外の関東各県と福島県相馬地方に分布し、地域、気候によって変動はあるものの、房総半島においては12月下旬から4月上旬にかけて繁殖期を迎えます。


繁殖の場所は、主に山間の、湧水のある湿地や水たまり、谷津の奥の田んぼなどです。そうした場所で、日中は水底などに隠れ、夜間に交尾・産卵行動を行うのです。

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(20120214 袖ヶ浦市)


そうして産まれた卵嚢は、二つで一対のバナナ型で、一つの卵嚢に数十から百数十個ほどの卵が入っています。孵化した幼生 は初夏には変態を開始し、夏にはだいたいが上陸して地上生活に移ります。成体は繁殖期以外はほぼ水には入らず、その近辺の湿った林床などに分散し、主として小型の無脊椎動物を捕食して暮らすのです。サンショウウオというとオオサンショウウオのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、あんなに大きいのは日本ではオオサンショウウオだけで、このトウキョウサンショウウオは最大でも16cm程度、他の種もまあほぼ似たり寄ったりの大きさです。房総半島の方言で、「ハタケドジョウ」なんていう異名もあります。畑を耕作している最中に掘り起こされたり、落葉の層の中から見つかったりすることがあるからです。


つまり、この種を保全するためには、繁殖場所である水辺と、それに連結する森林をセットで保全することが必要とされるのです。トウキョウサンショウウオもまた、谷津田での稲作と伝統的な里山環境に適合した生物のひとつであると言えるでしょう。


そうした環境そのものの荒廃、またアライグマやアメリカザリガニのような外来生物による成体、幼体、卵嚢への捕食圧が近年の減少に拍車をかけています。房総半島においては、一度野生絶滅もしくはそれに近い状態になってから狩猟目的で人為的に放獣されて爆発的に増加したイノシシによる捕食と地形改変による影響も無視できません。2011年度の千葉県レッドデータブック改訂により、そのランクは「B(重要保護生物)」から「A(最重要保護生物)」へと引き上げられています。


※トウキョウサンショウウオ

環境省レッドリスト・VU(絶滅危惧Ⅱ類)

千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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