一夜限りの | Looney Tunes and Merry Melodies

Looney Tunes and Merry Melodies

アンダーグラウンド低音職人の音楽バカ日記です

という事で行って参りました!

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今回の来日公演はこの日の東京公演一日のみ!
今の職場にいたままだと時間間に合うかなぁとか
そんな事を気にしなければいけなかったから
迷っていたんだけど
今は職場から捨てられ、有休消化、いわば自由の身
行かない訳にはイカンだろうがっ!

という事でほぼ一週間前くらいにチケットをゲット

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正直埋まるのかどうか心配になるくらいの整理番号だったけど
実際に会場に行けばAの付いた整番もあったし
そんな心配を帳消しにしてくれるくらい
会場は満杯でした。

しかもよくよく見てみたら
開演時間も19時半と普通に仕事を終えてからも間に合う時間だった
みたいなねw
でも職場に捨てられた身だし。。。(2回目w)
とは言え、まじめな俺は(自分で言うあたりw)
引き継ぎ及び残務処理をしに職場へサービス出社し
余裕を持って会場へ到着。

気がつけば前から2列目辺りで
ジンジャーとCJの間辺りという
何とも最高な場所をゲットしてました。

今回はEarth Vs. The Wildhearts20周年記念
という事もあり、前半戦はアルバムの曲を丸ごと演奏!
途中ジンジャーが曲順を間違えてCJにつっこまれる
なんていう微笑ましいシーンもあったな。

そしてインターバルを挟みその後は他のヒット曲を連発
かと思ったけどそこはThe Wildhearts
今までライヴでプレイした事ないような曲も披露してました!

終止和やかな雰囲気で進められたライヴ。
気がつけば2時間半くらいプレイしていて
サービス精神旺盛なライヴとなっていました。

で、今日思い出したんだけど
2008年にも15周年という名目で
来日してEarth Vs.~を丸ごと演奏するライヴをやっていたんだよね。
その時は後から知ったので行けなかった事を後悔したけど
ちょうどキリがいい20周年で観れたから良しとしよう
って思っています。

そういえば俺が前回観に行った2009年の時は
当時の新作「フツパー」アルバムから
全ての楽曲を演奏し、その後ヒット曲を演奏するという
2部構成だった事を思い出した。
この時は正直フツパーアルバムを大して聞き込んでいなかったので
前半戦は結構厳しかったけど(当時一緒に行った友達も文句タラタラw)
今回はキャリアの中でも最高傑作と名高い
Earth Vs~を丸ごと一枚だったから
前半戦の盛り上がりはハンパなかった。
とは言え曲に反応は正直に出ていたけど。。。
News Of the Worldなんかは観客も大人しかったなよーな。
でも、こういうライヴを見て思ったのは
このアルバムが持つ魅力のスゴさ
言い換えれば曲のキャッチーさ、
とかそういう面で本当に良いアルバムなんだなって思えたって事。

通常のライヴでも定番的に演奏される曲の
大半を占めるのはこのアルバムだしね。

という事で後半戦はホントマニア向けって感じも強かったけど
定番曲もモチロン演奏していた。
アルバム一枚通して演奏するパートが終わった後だからかどうかは知らないけど
メンバーもとてもリラックスして演奏していたような気がする。

The Wildheartsの魅力は
メンバーが捨て曲なんか一切ない!という姿勢で曲を大切にしている所。
レーベルと喧嘩状態になっていた時期にリリースした
Fishing For Luckiesに収められた大作の一つも演奏していたしね。
そして何よりも曲を大切にしている姿勢が伺えるのは
シングルのB面曲に対しての考え方。
考え方はバンド毎に様々だろうけど
The WildheartsはシングルのB面曲に対してもちゃんと考えている。
やっつけで作ってレコーディングした曲と思われても
その曲には逆に作り込まれていないライヴ感がある、って言う事。
全盛期に契約していたレーベルが
セールスの事だけを考えてシングルを乱発する事で
ファンを食い物にするのが気に食わない
という思いで良しとしていなかったバンドだからこそ
言える事だろうって思う。

つまり、同じ曲でシングルカットしておいて
カップリング曲が違うという事で何種類もリリースする
っていう、特に90年代にはよく見られた手法。

だからこそこのバンドのB面曲を集めたコンピレーション作品とか
後々発売されていたという事にも繋がると思う。
そうすればシングル集という名目だけど
アルバム単位でシングルを一枚一枚買うよりも
少し安く買える事になるわけだからね。

こういう思考回路はミュージシャン自身が
音楽の大ファンだからこそ思いつく事なんだと思う。

話はちょっと逸れたけど
他のバンドだったらなかなか演奏しないような
そういう曲も臆せず演奏するバンド
それがThe Wildheartsなんだと思う。

まぁ正直俺もいくつか解らない曲もあったんだけどね。。。
でもそんな曲でもついつい盛り上がってしまうのが
ライヴの醍醐味だとは思うんだけどね。

想像していたよりも暴れる客の割合が少なかったので
意外と平和に観れたのが正直物足りなかったけどw
でもライヴそのものとしては文句の付けようがない
そんな楽しいライヴでした!



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多分近日中にSetlist.fm辺りで
今日のセットリストも公開されるだろうから
イマイチ良くわからなかった曲はそこで復習するとしよう。

今回もこの曲が聴けたのは嬉しかったよ。



解散ー再結成を繰り返している感じが強いバンドだけど
またすぐに来日してくれるという様な意気込みを語っていた。
フェスティヴァルとかでの出演とかも考慮にしているようだ。
ここから決まるフェスといえばサマソニかラウパかな?
まぁでもこういうライヴ見ちゃうと単独で観るのが一番だね!

そういやOzz Fest
最終ラインナップが決まったようだけど
なんだかがっかりな感じだなってのが個人的な意見。
ToolやDEFTONESは単独で観れるとは思うけど
気になるのはBlack Sabbath本体のみだしね。

まぁ多分、というか確実に行かないと思うよOzz Fest。

そういえば
DEFTONESのオリジナルベーシストである
Chi Chengは交通事故での昏睡状態からの闘病生活を送っていたのですが
先日、14日の日曜日の朝、帰らぬ人になってしまったようです。。。



$Looney Tunes and Merry Melodies-Chi forever!


今日The Wildheartsを観た会場は
渋谷のO-Eastだったのだけど
ここがまだOn Air Eastという名前だった頃
DEFTONESの初来日公演がここでおこなわれたのです。

今日はいろいろな事を思い出してしまいました。。。

きっと復活してくれる!と信じていただけに
今回の訃報は本当に残念でしかたありません。。。

実を言うとこのエントリーを書いている際
聞いていたのはDEFTONESでした。



Chiの魂はこうして永遠に生き続けるからね。

とはいえ本当に残念だ。。。
今年上半期は辛い事が起こりすぎるよ。。。
Rest In Peace...





TOKYO-VH LIVE
2013年5月3日(金・祝日
四谷OUTBREAK

OPEN 17:30/START 18:15
Ticket 前売り¥¥2000/当日¥2500

WITH
惑星改革(as Iron Maiden)
すうとラリパー(as STRYPER)


Tokyo-VHは3バンド中
3番目20:25~の予定です。




TOKYO-VH OFFICIAL WEBSITE