こう、小学生時代の自分が生きていた時間ってやつを、
机に広げて、左手に持って、右手のハサミで

しゃきり しゃきり しゃきり しゃきり

・・・と、切り刻んで、ゴミ箱に入れて、
ゴミ箱がいっぱいになったら、
本物は最近ダイオキシンがでるとかであんまりお目にかからなくなった
架空の焼却炉に入れて、架空のマッチをすって、

ごおおおおおおお

燃やしてしまえないものだろうか。

これは中学生時代も、高校生の時代も、大学に通っていた頃も
みんな同じだ。
今の自分は否定しない。否定しないで生きていけるの、すごいことだ。
これだけでもすごいと自分で思う。

わたしの中での取り扱いに困っているのが、友人たちの存在で。

彼女たちも変容している筈で、あの頃のくったくのなさで
わたしを受け入れてくれるかどうか、わからない。
そういえば、はしゃいでみせて、手痛い拒絶もされたっけ。

そもそも、自分があそこにいてよかったのかどうか。
もがいて取っていた行動の、あまりにも情けなかったこと。
あそこに居た自分の受容ができていないのに、
他者にそれを望もうとする自分はさもしくないか。

さもしい。

だから、そういう記憶もすべて、消してしまいたい。
消えてしまえ・・・。

そう思うのが、今現在のわたし。
今いるのは、こういう状態であるってことだ。ただそれだけ。

ちょっとネガティブ。