ロングテールの住人 -7ページ目

なんとなく購入

元気ロケッツ I-Heavenly Star-(DVD付)/元気ロケッツ
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おとといから一人で宇都宮の実家に帰っていたのだが、
ふらふらと一人で飲み歩いていたら、たまたま元気ロケッツのライブをやっていた。
のぞいてみたかったが完全前売りなので当然入れず。

そんで今日、なんとなーく本屋に行ったら20%引きになっていたので
買ってみました。

ただそれだけ。

一生一番であり続ける曲

ノスタルジーとは何なんでしょうか?


僕が幼稚園のとき、父親が乗っていた日産ローレルのカセットデッキでは

いつもリチャードクレーダーマンの曲が流れていました。

いつしか自分はそのクレーダーマンが大好きになっていました。


小学校にあがるかあがらないかの頃、割とオーディオ好きだった父親は
CDが発売されて間もない頃に購入しCDを買い集めていました。

それまで家ではレコードで聞いていたそのクレーダーマンを父親が僕のために
買ってくれました。

つまり、僕が始めて買ったCDはこのクレーダーマンなのです。
何かと話題になる初めて買ったCDは?の答えはこのクレーダーマンなのですが
すかしている感たっぷりで、まったく盛り上がらないのでたいてい嘘をつきます。

いまでも、人生でもっとも好きな曲。それはそのアルバムに収録されていた曲。
「午後の旅立ち」です。



NHKの朝の連ドラで使われていたらしく、今の60歳前後の女性は知っている方が多いそうです。


この曲を聴くたびに、昔懐かしい家族の姿がありありと蘇ってきます。
あのころ、父親は30代半ばだったと思いますが、20代で祖父からついだ
会社の社長として非常に大変だったと思います。

でも、幼少の僕には平穏で一点の憂いの見えない幸せな家族の姿としか残っていません。

その後の家族の苦難を考えると、いろいろな思いがその姿を覆い隠そうとも
するのですが、クレーダーマンの曲は静かに非常にフラットに、
頭をもたげてくるその感情を抑えてくれるのです。
やがて、実に写実的な過去としての描写にとどめてくれるのです。


僕の中のノスタルジーとはこういう感じです。


一生、この曲を超える曲は、僕の前には現れないでしょう。


僕も再来月には33歳。そして経営者の端くれ。
ローレルのハンドルを握っていた父親の年齢に近づいてきました。

反省

実は震災後は意識的にブログを書いていなくて、それはこの変化をみきわめて、自分なりにきちんとした記事を書きたいなあと思っているからです。

ただ、タイムリーな話題はそれはそれであるので、ひとまずそれを。

会社の話ですが、五月は尻上がりに調子をあげて、最後は未達ながらもかなり良い雰囲気で終われたのではないかとおもってます。

数字的にあと一歩だったのですが、何やら先月はミスやら事故やら非効率の発覚だとか、やもすると制度の根幹や組織的な問題ではないかと思える事象が頻発してしまいました。

概ね管理面やシステムを預かる身としてはこれを非常に反省しており、これらがなければ、達成まで充分にもっていけたなあと感じています。

今月はしっかり気を引き締めて打ち込んでいくつもりです。

既存のやり方を守ろうとする人間もいますが、絶対に妥協しないのでよろしくです。