今日2回目の<News Angle>。今回は、山形県に本店を置くきらやか銀行と宮城県に本店を置く仙台銀行が来年10月に統合する方針を明らかにしました。このニュースをお伝え致します。
山形県のきらやか銀行と宮城県の仙台銀行(仙台市)は今日(26日)午前、それぞれ取締役会を開き、経営統合に向け検討を開始することで基本合意したと発表しました。来年(2011年)10月をめどに共同持ち株会社を設立し、両行がその傘下に入ります。持ち株会社の本社は仙台に置きます。
きらやか銀と仙台銀は近く両行の頭取を共同委員長に｢経営統合委員会｣を設けて、統合比率やトップ人事、持ち株会社の名称などを詰めます。
きらやか銀の粟野学頭取は今日(26日)午前の取締役会後の記者会見で｢山形と仙台の経済圏が一体化する中、両行統合のメリットは大きい｣と強調。仙台銀の三井精一頭取は｢金融サービスの充実と経営効率化が期待できる｣と述べました。
東北での県境を越えた再編は昨年(2009年)10月に山形県の荘内銀行と秋田県の北都銀行が経営統合して発足したフィデアホールディングスに次ぐ2例目となります。
きらやか銀行･仙台銀行 来年10月をめどに持ち株会社による経営統合
という訳で、山形県に本店を持つきらやか銀行と仙台市に本店を持つ仙台銀行が来年10月をメドに持ち株会社方式による経営統合を行います。
これで東北地区での県境を越えた再編は昨年10月に山形県の荘内銀行と秋田県の北都銀行が経営統合して発足したフィデアホールディングスに次ぐ2例目となります。
この経営統合で他の東北地区の金融機関同士の再編はあるのか?そして県境を越えた再編はあるのか?今後も注目したいと思います。