今日から始まる新コーナー<今日のニュースコラム>。
今日一日のニュースの中で僕･向井治之が気になったニュースをご紹介致します。第1回の今回は、元日恒例の全日本実業団駅伝で日清食品グループが悲願達成しました。このニュースをお伝え致します。
元日恒例の全日本実業団駅伝は今日（1日）、前橋市の群馬県庁前発着で7区間、100kmで37チームが参加して行われ、日清食品グループが15回目の出場で初優勝を飾りました。覇権奪回を誓ったコニカミノルタは2位に入り、前回覇者の富士通は3位に終わりました。
日清食品グループは3区（13.7km）で大型新人の佐藤悠基選手が首位に立ちました。一時はトップを譲りましたが、5区（15.9km）で保科光作選手が首位を奪い返し、最終7区（15.7km）はルーキー小野裕幸選手が逃げ切りました。
第54回全日本実業団駅伝 ニューイヤー駅伝2010 順位表
1.日清食品グループ 4:50:07 2.コニカミノルタ 4:50:36 3.富士通 4:51:37 4.中国電力 4:52:26 5.トヨタ自動車 4:52:55 6.Honda 4:54:12 7.大塚製薬 4:56:29 8.旭化成 4:56:29 9.トヨタ紡織 4:56:31 10.九電工 4:56:31 11.kanebo 4:56:32 12.JR東日本 4:56:32 13.小森コーポレーション 4:56:32 14.JALグランドサービス 4:56:34 15.NTN 4:56:34 16.日立電線 4:56:46 17.トヨタ自動車九州 4:57:36 18.JFEスチール 4:57:37 19.YKK 4:57:37 20.山陽特殊製鋼 4:57:38 21.SUBARU 4:57:40 22.愛三工業 4:57:56 23.佐川急便 4:58:16 24.ヤクルト 4:58:36 25.マツダ 4:58:39 26.SUZUKI 4:58:53 27.安川電機 4:58:53 28.愛知製鋼 5:01:21 29.三菱重工長崎 5:01:46 30.東京電力 5:02:31 31.四国電力 5:02:53 32.NTT西日本 5:04:07 33.大阪府警 5:04:34 34.自衛隊体育学校 5:06:33 35.中電工 5:06:35 36.高田自衛隊 5:11:56 37.プレス工業 5:13:00
という訳で、今年で54回目となるニューイヤー駅伝「全日本実業団駅伝」が行われました。
昨年の第53回は、ゴール300m手前で日清食品グループ･富士通･旭化成の3チームが激戦となり、そのままなだれ込むようにゴールし、直前で逆転した富士通が優勝を飾りました。その差たった1秒。
まさに1秒に笑い、1秒に泣くというのはこういうことなのかなぁと思ってしまいました。
あの時のリベンジに燃えていた日清食品グループは箱根駅伝で活躍した佐藤悠基選手が加入してさらにパワーアップし、今年の上州路に挑みました。
一度は逆転を許しましたが、最終的にはほとんどの区間で首位を死守し圧倒的な強さで創部15年目で初優勝を飾りました。白水昭典監督も何回も宙に舞いました。
創部以来数多くの選手を排出しながらも今まで優勝が出来なかった日清食品グループ。今年は箱根で活躍した佐藤選手が頑張って念願の初優勝を飾り、あの日の借りを返すことが見事で来たのです。
これからは追われるものとして、更なる力を見出していくことになると思います。それは決して簡単なことではないと思いますが、日清食品グループには頑張って欲しいなぁと思いました。
さぁ明日はいよいよ大学3大レースの最後を飾る「箱根駅伝」の往路が行われますね。
長丁場を走りきり、箱根の山を制するのは果たしてどのチームなのか?明日のニュースコラムでお伝え致します。ご期待下さい。