今日2回目の<News Angle>。今回は、以前このブログでもお伝えした新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合の本契約を結びました。このニュースをお伝え致します。
新日本石油と新日鉱ホールディングスは今日(30日)、経営統合の本契約を締結したと発表しました。来年(2010年)1/27に開く両社の臨時株主総会での承認決議を経て、同年4月に統合持ち株会社｢JXホールディングス｣を設立します。売上高10兆円規模のエネルギー企業が日本で初めて誕生します。
統合に際し、両社の株式を新設する持ち株会社の株式に移転します。新日石の普通株1株に対し持ち株会社の普通株1.07株、新日鉱ホールディングスの普通株1株に対し同1.00株を割り当てます。
持ち株会社の社長には新日鉱ホールディングス社長の高萩光紀氏、会長には新日石社長の西尾進路氏が就任します。
新日石、新日鉱の全事業を再編し、石油精製販売の「JX日鉱日石エネルギー｣、石油開発の｢JX日鉱日石開発｣、金属の｢JX日鉱日石金属｣ 3つの中核事業会社を来年(2010年)7月に発足させ、持ち株会社の傘下に置きます。
新日本石油・新日鉱ホールディングス 2010年(平成22年)4月 経営統合 ｢JXホールディングス｣誕生へ
という訳で、以前このブログでもお伝えした新日石・新日鉱の経営統合が遂に本契約を結びました。
来年1月に行われる両社の臨時株主総会での承認決議を経て、4月に統合持ち株会社｢JXホールディングス｣が誕生します。さらに傘下の全事業を再編し、石油精製販売・石油開発・金属と3つの中核事業に集約して、来年7月に誕生します。
今回の新日石・新日鉱の経営統合で他の石油会社の更なる再編はありえるのでしょうか?今後の動きに注目したいと思います。