<News Angle> テクモとコーエー、経営統合正式承認、海外への進出加速課題 | haru's Angle

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今注目のニュースについてお伝えする<News Angle>。今回は、大手ゲーム会社のテクモとコーエーの両社が今年4月に経営統合する事が今日行われた臨時株主総会で承認されました。このニュースについてお伝え致します。


ゲームソフト開発中堅のテクモとコーエーが今日(26日)、それぞれ臨時株主総会を開き、経営統合を正式承認しました。2007年度(コーエーは2008年3月期、テクモは2007年12月期)の両社の連結売上高は単純合計で411億円。2011年(平成22年)に700億円以上に引き上げる事を目指します。実現に向け、成長を続ける海外ゲーム市場への進出加速が課題になります。


それぞれの臨時株主総会で、共同で持ち株会社を設立する統合案が承認されました。テクモ株1株に対して持ち株会社株0.9株、コーエー株1株に対して持ち株会社1株を割り当てます。持ち株会社「コーエーテクモホールディングス」の会長には柿原康晴テクモ会長が、社長には松原健二コーエー会長が就きます。


テクモはゲームソフト開発の7割が海外市場向け。欧米で景気後退が本格化してからもゲームは市場拡大が続きます。一方の日本市場は少子化などで伸び悩みが懸念されます。両社は経営統合で一タイトルあたり数十億円規模で大規模化したゲーム開発投資に耐える企業規模を実現し、海外市場攻略を加速したい考えです。


コーエーテクモホールディングス 4/1(火)誕生


という訳で、話題となっていた大手ゲーム会社テクモとコーエーの両社が4/1に経営統合し、「コーエーテクモホールディングス」になる事が決まりました。なおテクモの第2位の海外の株主が今回の経営統合を無効として訴訟も持さないとしていますが、果たしてこのままちゃんと経営統合が出来るのでしょうか?注目したいと思います。