関西のスカイツリー?! 「生駒山」 | 北浜・西天満で働く弁護士のブログ

関西のスカイツリー?! 「生駒山」

2012.3.21日経夕刊近畿13面「関西に高いタワーは建たないの?」を読んだ。

関西は生駒山や摩耶山などの山上に電波塔を設ければ必要な範囲をカバーできるので、平野部に高い送信塔は不要。

(大阪のNHKや民放はまず生駒山に放送番組を送り、山上の電波塔から家庭や中継局に送信している。)


通天閣(大阪市、103m)、

京都タワー(京都市、131m)、
神戸ポートタワー(神戸市、108m

関西の3大タワーはすべて観光専用。電波塔ではない。

平たんな関東平野では高い電波塔が必要。

超高層ビルが増え、モバイル端末に電波を安定的に届けるため東京タワー333mよりも高い、

東京スカイツリー634m)が必要になった、とのこと。



正直なところ、私は超高層タワーやビルの眺望に魅力を感じない。


放送局からの使用料収入が入らない展望台だけのタワーは採算が合わないみたいだし、

東北大震災の震源地から770km離れていながら(震度は3)、
3m近くも揺れた大阪府の「咲洲(さきしま)庁舎」(旧WTC  256m)の件などを考えたら、


もう関西には超高層タワーやビルは必要ないと思ってしまう。


世界一高いタワーはないが、関西には「つり橋」としては世界最高、
明石海峡大橋主塔」(神戸市、兵庫県淡路市、297m)があるし…。

公式サイト:明石海峡大橋ブリッジワールド:世界最長の吊橋を体験しよう!-​JB本四高速-

JB本四高速 - 本州四国連絡高速道路株式会社 -


世界一高いタワーはないが、関西には「高層ビル」としては日本最高、
あべのハルカス」(大阪市阿倍野区、300m)が完成予定だし…。
(現在の日本一は「横浜ランドマークタワー」(296m))

日本の高層ビルヒストリー | あべのハルカス :近畿日本鉄道株式会社

あべのハルカスHOME>日本の高層ビルヒストリー


眺望を売りにする立派な超高層建物があるじゃないか。


関西は、超高層の建物を建てなくても生活に支障がないのである。


自然が生んだ、関西のスカイツリー 「生駒山」に感謝です。