瓢亭(ひょうてい)① | 北浜・西天満で働く弁護士のブログ

瓢亭(ひょうてい)①

弁護士仲間で、大阪の美味しい「蕎麦(そば)」屋を巡ることに。

第一弾。


私が以前の事務所のボスに、最も連れて行っていただいた蕎麦屋。

といっても、いつも「北新地」で飲んだ後に行くので、場所の記憶が曖昧であるが。


初めて行く人は分からないであろう、細い路地に分け入る。

梅田新道、「お初天神」の東横にあります。


近松門左衛門作「曽根崎心中」のお初徳兵衛

露天神社(通称 お初天神)はその昔、天神の森でお初徳兵衛が心中事件を起こした舞台。
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「瓢亭」(ひょうてい)

公式サイト:夕霧そば -瓢亭のホームページ-


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味も然ることながら。

この木造の落ち着いた、そしてあったかい雰囲気が好きです。
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蕎麦(そば)の前に、日本酒と、一品を。
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板わさ


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山芋梅和え


では、蕎麦を。


ここの店の名物は、「夕霧そば

柚子の表皮を細かくおろし、真白いそば粉に混ぜて打った香り高い蕎麦。


夕霧そば」の名前の由来。

なにわを代表する名物そばに育つようにと評論家の鳥江欣也先生が、

近松門左衛門作「廓文章」に登場する「夕霧太夫」に因み、

色も香りもある柚子切そばを、「夕霧そば」と銘々されたとのこと。


夕霧太夫」は、

大阪の名妓で、顔も美しく色気もあり、気立ても良く文字を書かせても

裁縫をさせても何をさせても出来る申し分のない女性らしい。


近松門左衛門作「廓文章」の夕霧太夫伊左衛門

近松門左衛門作「曽根崎心中」のお初徳兵衛

共に実話で悲恋物語。


露天神社(通称 お初天神)は、若いカップルが恋の成就を願ってお参りする姿も見かけるが、

祀ってあるのは天神様、菅原道真とのこと。

(公式サイト:夕霧そば -瓢亭のホームページ- より)



前置きはこれくらいにして、いよいよ蕎麦を…。

続きます。
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