関西の津波対策の必要性② | 北浜・西天満で働く弁護士のブログ

関西の津波対策の必要性②

4月3日ブログ「関西の津波対策の必要性① 」の続き。


新聞を整理していたら。

1月16日ブログ「災害に強い大阪(減災社会)を目指して 」を書くための参考として、とっておいた記事が。


大阪・北浜で働く弁護士のブログ

1月13日付け日本経済新聞朝刊39面

減災社会への道 阪神大震災16年 下 津波の怖さ啓発広がる 甘い認識、取り除く必要


耐震化には時間がかかるが、津波の場合「すぐ高台に逃げる」という鉄則を守れば被害はぐっと減る。

南海地震の直後、兵庫県内最大の高さ5.3メートルの津波が予想される淡路島南端の福良地区。鳴門海峡の渦潮を見学する観潮船の発着場として知られている福良港に2010年9月、県の「福良港津波防災ステージョン」(2階建て、高さ約10メートル)が開設した

総務省消防庁の全国瞬時警報システム(J-ALERT)を受信すると、近くの水門など3か所を自動閉鎖し、スピーカーで住民や観光客に避難を呼び掛ける。2階に300人分の水や簡易トイレも備蓄する。



2010年9月に改設された「福良港津波防災ステーション」

公式サイト:福良港津波防災ステーション


福良港は東南海・南海地震津波により、甚大な被害が発生すると予測されています。当該津波の第1波は地震発生から約50分で来襲し、最高津波高は5.3mと予測されていますが、津波に備えることは、福良港の周辺地域の住民の方々だけに限った事ではありません。そのため、この施設は、「津波の力を知る」「日頃から津波に備える」というテーマでご来館いただく皆様に津波に対する防災意識を持っていただく学習室を設置しております。

(以上、上記公式サイトより)


このサイトの「リンク」から、津波に関する知識を学ぶことができます。

以下、2~3のサイトを紹介しておきます。


■津波関連施設(福良港津波防災ステーション以外)

 ①大阪府 西大阪治水事務所

  大阪府/津波・高潮ステーション

  大阪府ホーム>産業・労働・まちづくり>都市整備>津波・高潮ステーション


 ②和歌山県広川町 稲むらの火の館

  稲むらの火の館 「濱口梧陵記念館」 「津波防災教育センター」


■各地の防災関連施設

 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター


■兵庫県の津波に関する情報

 兵庫県 防災学習<津波編>

 兵庫県ホーム>まちづくり・防災>防災>「地域の風水害対策情報」について、こちらのサイトもご覧ください> 防災学習<津波編>


 

 人間は、多くの尊い命を奪った幾多の災害を経て、ある程度の災害に対応する術を身に付けました。

 せっかく身に付けた、その術を余すところなく生かさないといけない。


 そうでないと、災害で犠牲になった方々が報われないと思います。


 4月3日ブログ「関西の津波対策の必要性③ 」に続きます。