「ことばの魔術師」？ ～誕生日事典～

最近、依頼者ではないですが、親しく話をさせていただいている女性がいます。

年齢は、私より、私の親に近い方ですが。

非常にエネルギッシュな、いわゆる「That's　大阪人」な方でして。

朝に事務所に来られて、

嵐のように世間話をされて、突風のように去っていきます。

以下、彼女を、「嵐さん（仮名）」といいます。

嵐さんが、世間話中に、偶然にも、私と同じ誕生日「１０月２日」ということを知り、後日、こんな本を私に貸し与えてくれました。

ゲイリー・ゴールドシュナイダー、ユースト・エルファーズ著／牧人舎訳』／角川書店・2010年9月25日29版

誕生日事典

私は占いの世界は疎いのですが、よく売れているそうです。

「私は全然書いてあることと合うてない。これ貸してあげる。自分の誕生日のとこしか読んでないから、他のところも読んで教えて！」

という趣旨の言葉を残して、

嵐さんは、突風のように去っていきました。

ざっと読む限り、嵐さんの性格にぴったりのことを書いてあると思いましたが。

また「読んで教えて！」といっても結構な量です。

とりあえず時間もないので、自分のところだけ読んで済まそうと。

面白いのは、誕生日ごとに、その日に生まれた方を、一言で表現しているところです。

例えば、

本日、２月８日生まれ⇒　不思議な霊感の持主

私の誕生日前後

１０月１日生まれ⇒　生まれながらのリーダー

１０月３日生まれ⇒　流行の仕掛人

＊早朝生まれの人は前日のページ、夜遅く生まれた人は翌日のページのほうが、自分のパーソナリティによくあてはまると思うかもしれません。（同書９頁）

　⇒私の場合、午後４時ころなので、１０月３日もあてはまるのかも。

とりあえず、私の誕生日、１０月２日は…

「ことばの魔術師」

言葉を操る職業・弁護士としては、とても良い目標となる、有難いお言葉を頂戴したか？

【１０月２日生まれの有名人】

マハトマ・ガンディー（インド独立運動の指導者。弁護士）など

【長所】

ウィットに富む、チャーミング、人を惹きつける魅力がある

【短所】

皮肉っぽい、感情を抑えがち、臆病

（以上、同書６２８～６２９頁の抜粋）

【１０月２日に生まれた人は】

・歯に衣を着せません。自分の意見を述べるときは、はっきりいいます。

・あえて厳しい指摘をしたり、非難されるようなことをいったりします。

・考え方や行動には、社会や政治を意識していることがはっきりとうかがえます。

・生まれつき他人を惹きつける力が備わっていて、周囲の目にはたいへん感じのいい人に映ります。

・口元にいたずらっぽい笑みを浮かべ、目をキラキラさせているのをよく見かけます。

・感受性が豊かなくせに、近寄りがたい雰囲気や茶目っ気たっぷりのふるまいで、それをごまかしてしまいます。

（以上、同書６２８頁文章、各段落の最初の行のみ抜粋）

良い点だけを抜粋してみました…。

口元にいたずらっぽい笑みを浮かべ、目をキラキラさせているのをよく見かけます。

こんな不気味なオジさんが周りにいたら、それは私です。

この本で教わったこと。

まあ、「ことばの魔術師」だけに、

「人を惹きつけることもあれば、人を傷付けることもあります。反対の意思表示は穏やかに。人を受け入れ、人のことを考えてください。」

「人前で自分を演じることもできてしまいますが、それはやめて本来の自分の姿を見せなさい。恐れを捨て、自信をもつこと。」

勉強になりました。

自分を見つめ直す一つのきっかけとして、また、話題作りとしては、面白い本かと思います。

分厚すぎて、全部読めませんが。